高山植物の魅力(70)、ミヤマワラビ(深山蕨)

⇒エコツアー 2012年08月26日 13:28

080711ミヤマワラビ@エコカフェ(立山雷鳥エコツアー).jpg立山新室堂乗越(標高2511m)の直下には直立したハイマツ林やベニバナイチゴなどちょっとしたこんもりした小さな森が発達しています。そんな林床にはミヤマワラビなどがよく見られます。[2008年7月12日撮影:立山雷鳥エコツアー@阿部]

ミヤマワラビ(深山蕨、学名:Thelypteris phegopteris (L.)Slosson ex Rydb)はヒメシダ科ヒメシダ属の夏緑性シダ植物。分布は北海道、本州、四国、九州に及び、山地帯から高山帯の明るい林内や林縁に自生。本州中部地方以北に多い。根茎は地上や岩上をよく這う。葉の長さは約20pで2回羽状複葉、葉裏は白い毛が密生。中軸、羽軸、小羽軸には毛と鱗片がつきます。葉軸上部には翼が発達します。ミヤマワラビには有性生殖型と無性生殖型の2タイプがあり、中部日本の針葉樹林体内に全者が残存しているという。胞子嚢群(ソーラス)は小羽片の裏側の縁寄りにつき、円形で包膜をもたないという。胞子嚢にも毛が生えるといいます。なんとも毛深いのです。

ミヤマワラビは私たちが山菜として食するワラビ(蕨)の仲間なのでしょうか。答えは全く別ものです。ワラビはコバノイシカグマ科ワラビ属に分類される夏緑性シダ植物なのですよ。


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