ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)は

⇒自然観察会 2012年08月19日 01:37

090926ミミガタテンナンショウ@エコカフェ(大畑山).JPG埼玉県飯能の伊豆ヶ岳を越え、高畑山(標高695m)山頂にもう少しのところまで来たときに登山道わきで若い果実をつけているミミガタテンナンショウを見つけました。花が咲いていないのでもしかしたら違っているかもしれませんが。[2009年9月26日撮影:第5回自然観察会@阿部]

ミミガタテンナンショウ(耳形天南星、学名:Arisaema limbatum Nakai var. ionostemma (Nakai et F. Maek.) Ohashi et J. Murata)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草。日本固有種で有毒植物。分布は本州東北地方岩手・宮城の太平洋側、関東地方、山梨県と四国西南部に隔離し、低山の林内などに自生。草丈は30pから60cmほど、茎に暗紫色の蛇紋がつき、葉は2枚、各葉には楕円形の小葉が7枚から11枚つきます。小葉の葉縁には不規則に鋸歯がつきます。
花期は4月から5月頃、雌雄異株、仏炎苞は暗紫色か濃紫色で口部分の両脇が耳のように横に張り出すという。これが名前の由来でもあります。仏炎苞の内側には無数の小花のついた肉穂花序があります。肉穂花序の上部にはふた状の付属体があってコバエやミバエの仲間が入りこむと、雄株では仏炎苞下端に隙間があって出られるが、雌株では隙間がないため出られない構造になっているという。受粉を確実にするためにとんでもない手の込んだ造りになっているのです。

テンナンショウの仲間は世界に約150種、うち日本に約30種が知られています。そのほとんどが雌雄異株であって、栄養状態がよいと雄株から雌株に性転換するのです。


関連記事(マムシグサの不思議)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ



タグ:日本固有種
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/57662111
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ