サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻)は

⇒自然観察会 2012年08月17日 00:17

080927サラシナショウマ花@エコカフェ第2回自然観察会(三頭山) .jpg奥多摩の三頭山(標高1531m)はなかなか変化に富んだ表情を見せてくれる興味深い山です。エコカフェでも自然観察会のフィールドにしたことがあります。同じ「ショウマ」の名前のつく植物にサラシナショウマがあります。三頭山登山道入り口付近の林縁のあちらこちらに咲いていたので紹介します。[2008年9月27日撮影:第2回自然観察会@阿部]

サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻、学名:Cimicifuga simplex (DC.) Wormsk. ex Turcz.)はキンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部、朝鮮半島に広く、低山帯から亜高山帯までの林縁や疎林内などに自生。草丈は約1.5m、茎葉は互生し有柄で根出葉とも2、3回3出複葉、小葉は葉身3pから8pほどの卵形で3深裂し、葉縁に不規則な鋸歯がつき、葉先は尖ります。葉表と葉裏ともに毛が生えます。
花期は8月から10月頃で、両生株雄株があって、それぞれ茎の先に長い穂状花序を伸ばし、有柄の白い小さな花をたくさん密に咲かせます。花弁2、3枚で先端が2裂、萼片4,5枚は長さ約5pもあるが早々に落下。両性株には両性花(雄蕊は長く多数、雌蕊は2本から8本)が咲き、雄株では雄花(雄蕊のみ)が咲きます。両性花が結実し、果実は長さ約1pの袋果で、種子には薄い翼状の鱗片が多数つき、風で散布されます。

名前の由来にもあるようにサラシナショウマは山菜として「晒して」食したという。また、根茎を秋に採取し洗って天日乾燥したものを生薬「升麻」として解熱・解毒薬に配合するそうです。


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◎子供自然体験プログラム事前調査時に見たサラシナショウマ[2011年9月11日撮影:赤城自然園@山崎]サラシナショウマ2@エコカフェ.JPGサラシナショウマ3@エコカフェ.JPG
 
 サラシナショウマの花に訪れる虫たち

 2012.8.17追記



◎初秋の赤城自然園のチョウの原っぱ近くで見たサラシナショウマ[2012年9月29日撮影:子ども自然体験プログラム2012@山崎]120929サラシナショウマ群生@エコカフェ.JPG120929サラシナショウマ花序@エコカフェ.JPG

 この秋はアブやハチなど昆虫の数が少ないようです。

 2012.9.30追記


白神山地十二湖のひとつ中の池の近く林下で見たサラシナショウマの花[2007年10月12日撮影:白神山地エコツアー@山崎]071012サラシナショウマ花@エコカフェ(白神山地).jpg071012サラシナショウマ@エコカフェ(白神山地).jpg

 2012.10.22追記





◎燧ヶ岳(標高2356m)北斜面に伸びる燧裏林道途中の御池田代縁でみられたサラシナショウマ[2013年9月8日撮影:檜枝岐歌舞伎視察@山崎]
130908サラシナショウマ@エコカフェ(桧枝岐村).JPG130908サラシナショウマ花@エコカフェ(桧枝岐村).JPG

 2013.9.11追記





◎奥武蔵にある伊豆ヶ岳(標高851m)の下山途中の中の頭の近くでみたサラシナショウマ[2009年9月26日撮影:第5回自然観察会@阿部]
090926中の頭看板@エコカフェ.JPG090926サラシナショウマ@エコカフェ.JPG
 2014.4.12追記






◎南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)北東山麓の「花属」でみたサラシナショウマ[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]
140913サラシナショウマ葉と茎@エコカフェ.JPG140913サラシナショウマ@エコカフェ.JPG
 2014.9.23追記






◎桧原村内の浅間尾根に取り付く甲州古道脇の開けたクヌギ林下で見た果実をつけるサラシナショウマ[2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@阿部]

141115サラシナショウマ@エコカフェ.JPG141115サラシナショウマ果実@エコカフェ.JPG 2014.11.15追記
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