カラマツ(唐松)は落葉針葉樹

⇒自然観察会 2012年08月14日 15:20

カラマツとイタドリ@エコカフェ.JPG亜高山帯針葉樹林を構成するもう一つはカラマツです。カラマツは勝井沢など信州地方に行くとよく目にすることができます。富士山ではハイマツを欠くために森林限界の最前線にカラマツ、ダケカンバミヤマハンノキが陣取っています。[2010年7月10日撮影:第7回自然観察会@寺中]

カラマツ(唐松、学名:Larix kaempferi (Lamb.) Carrière)はマツ科カラマツ属の落葉針葉樹で高木。カラマツ@エコカフェ(富士山).JPG分布は本州東北地方南部から中部地方の亜高山帯から高山帯に分布。樹高は20m から40mほどで、樹幹は直立し、樹皮は灰褐色で縦裂し長鱗片状に剥離、枝葉水平に張り出すが老木では下垂れします。枝に普通に伸びる長枝と約2oの短枝があります短枝には葉身2pから4pほどの先が鈍頭の針状の葉が2、30本束生し、長枝は疎らにつき葉先が尖ります。花期は4月頃から6月頃に、雌雄異花、短枝に雄花は下向きに、紅色の雌花は上向きに別々につきます。雌花は雄花より遅れて咲くようです。果実は長径約3pほどの球果で秋に熟すと種子を風散布します。

富士山の森林形成で陽樹であるカラマツの役割は陰樹であるシラビソなどの極相林に遷移するまでの移行期を担っていると考えられます。森林限界最前線ではカラマツはハイマツのように樹形を這わせ矮小化させています。葉は秋に黄葉するととても綺麗ですよ。


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◎八ヶ岳高原ロッジ前の車道のカラマツ並木[2010年2月27日撮影:八ヶ岳視察@阿部]100227カラマツ並木@エコカフェ(八ケ岳).JPG

 2012.8.14追記






◎南アルプス北端に位置する前衝山である入笠山(標高1955m)山麓で見られるカラマツ[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]
140913カラマツ@エコカフェ.JPG140913カラマツ葉@エコカフェ.JPG 

 植林したカラマツ林もあれば大阿原湿原に進出したカラマツなども見られます。
 登山道沿いのカラマツ林ではサルオガセが群生している様子が観察されました。 

 2014.9.26追記140913カラマツ林@エコカフェ.JPG140913カラマツ林@エコカフェ (2).JPG







◎信州伊那谷大鹿村を訪ねた時にみたカラマツ林の美しい風景[2007年9月29日撮影:伊那谷@山崎]
070512カラマツ林@エコカフェ伊那谷 060.jpg070512カラマツ@伊那谷 061.jpg
 2014.10.12追記




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