高山植物の魅力(66)、クルマユリ(車百合)

ビーグル号の航海日誌 2012年08月12日 17:32

120804クルマユリ@エコカフェ.JPG120804クルマユリ@エコカフェ(佐渡島).JPG大佐渡石名天然杉は大佐渡山脈主稜線近くの標高約900mに広がっています。ここは年間を通じて雲霧が発生しやすく、冬季の積雪も多く季節風も厳しいといいます。亜高山帯に属するのでしょう。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

クルマユリ(車百合、学名:Lilium medeoloides A. Gray)はユリ科ユリ属の多年草。分布は朝鮮半島、中国、樺太、北海道、本州中部地方以北と大台ケ原、四国剣山に隔離し、高山帯から亜高山帯の草原に自生。120804クルマユリ花@エコカフェ(佐渡島).JPG
草丈は30pから80pほどで、地下に鱗茎をもち、茎は直立し、葉は茎の中央付近に1段から3段ほど6枚から15枚ほどが輪生し、その上部にはまばらにつく。天然杉林内では1段のものしか見られなかった。
花期は7月から8月頃で茎先に数個の花が互生して下向きに咲きます。花は径約3pから4pほどで、赤橙色の萼片3枚と花弁3枚、これをまとめて花被片というが、これが著しく反り返り、内側に褐色の斑点が入ります。果実は長径約4pの紡錘形の刮ハで、熟すと開裂し中から径約1pほどの薄紙のような翼のある種子が風に乗って散布されます。

クルマユリの亜種として花被片に斑点のないフナシクルマユリ、葉の細いチシマクルマユリが知られているそうです。しかし、花だけみているとコオニユリオニユリにそっくりですね。

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◎白山信仰の霊峰である白山(標高2702m)への登山道脇で群生するクルマユリ[2013年8月17日撮影:白山@中村敏之]130817クルマユリ@エコカフェ.JPG130817クルマユリ@エコカフェ(白山)¥.JPG

 2014.1.13追記

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