期待膨らむトキ保護センター

⇒エコツアー 2012年08月06日 01:13

120803野生復帰ステーション@エコカフェ.JPG今回の佐渡島エコツアー、真っ先に36年ぶりにトキの自然繁殖に成功した佐渡トキ保護センターの長田啓主席自然保護官を訪問しました。エコカフェは絶滅危惧種保護センターを奄美大島と千葉県浦安に開設し、マダガスカルホシガメやシャムタイガーなどの保護飼育をしています。今回はトキの野生復帰の御苦労だけではなく、地域社会、地域住民との関係性、これから目指すものなどについて勉強する機会にしたいと企画しました。
ここではトキを巡るこれまでの経過についてざっと紹介しましょう。

120803トキ保護センター@エコカフェ.JPG120803長田主席自然保護管講義@エコカフェ.JPGかつて江戸時代までは北海道南部から九州まで、特に日本海側ではごくありふれた鳥であったという。もちろん田のイネを踏み荒らす害鳥とされていたという。
明治期に入って、羽毛や肉の需要が急増して乱獲したため激減したため、昭和9年の推定生息数100羽の時点で天然記念物に、戦後昭和27年に24羽まで激減し特別天然記念物に指定し、禁猟区を設定した。
昭和42年に佐渡島にトキ保護センターが開設され、人工飼育を試みるものの繁殖には至らず、ついに昭和56年に野生トキ5羽全てを捕獲し、人工飼育に移行。平成15年に最後の1羽(キン)が死亡し、日本産トキは絶滅。この間、日本産トキと中国産トキとの人工繁殖が試みられたがいずれも失敗。
平成5年、国内希少野生動植物に指定され、保護増殖事業計画が策定され、新たな試みとして、平成11年に中国からオス・メス2羽の寄贈、オスのヒナ誕生、翌年に中国産トキのメス1羽を借受し、2ペアで人工繁殖に成功し、平成19年時点で95羽まで増えたという。
平成20年からは野生復帰のための放鳥を工夫しながら続け、本年6月で計6回、計91羽を数える。本年4月以降、3ペアから計8羽が誕生し、巣立っています。


関連記事(国仲平野に広がる美しい田園風景)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ



posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/57454045
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ