ヤマヒコノリ(山彦海苔)

ビーグル号の航海日誌 2012年08月01日 07:55

110709ヤマヒコノリ@エコカフェ(鳳凰三山 ).jpg南アルプス赤石山脈支脈甲斐駒ヶ岳の南に伸びる鳳凰三山の薬師岳の稜線の岩場で樹枝にヤマヒコノリが着生していました。奇妙な植物で子嚢菌と緑藻(シアノバクテリア)が永久的に共生しているのです。大気汚染に非常に弱いためヨーロッパなどでは大気汚染の指標生物とされているといいます。[2010年7月9日撮影:薬師岳@澤尚幸]

ヤマヒコノリ(山彦海苔、学名:Evernia esorediosa (Mull.Arg.) Du Rietz.)はサルオガセ科ヤマヒコノリ属の樹枝状地衣類。分布は北海道と本州、針葉樹林帯の樹皮に着床。地衣体は帯緑黄色、茎は約3mmと太く、やや扁平で背腹性はなく、深い皺曲があり、不規則に樹枝状に分枝する。付属体で針葉樹の樹皮に着生。粉芽を欠き、裂芽上に小突起があり、吸盤状の器官が子実体であるという

日本に自生するヤマヒコノリの仲間には、背腹性のあるツノマタゴケと背腹性はなく粉芽のあるコフキヤマヒコノリが知られています。見分けるのは難しいようです。


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◎奥鬼怒温泉郷の加仁湯近くの樹木樹皮に着生するヤマヒコノリ[2013年2月2日撮影:加仁湯周辺@山崎]130202ヤマヒコノリ2@エコカフェ.JPG130202ヤマヒコノリ@エコカフェ.JPG

 この木だけにたくさん小さいサイズのものが着生していました。

 2013.2.3追記

◎南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)の山中で見たカラマツの樹皮に着生するヤマヒコノリ[2014年9月13日撮影:入笠山事前視察@山崎]
140913ヤマヒコノリ@エコカフェ.JPG140913ヤマヒコノリ拡大@エコカフェ.JPG
 枝先が二叉になっているのでツノマタゴケにも見えますが、日本では北海道にしか産しないようなので。

 2015.2.17追記
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