高山植物の魅力(62)、ウスユキトウヒレン(薄雪唐飛廉)

ビーグル号の航海日誌 2012年07月18日 18:31

110812ウスユキトウヒレン@エコカフェ(幌尻岳).JPG北海道日高山脈主峰の幌尻岳山頂近くのお花畑は北方系の高山植物を見ることができます。ウスユキトウヒレンもそのひとつです。[2010年8月12日撮影:幌尻岳@澤尚幸]

ウスユキトウヒレン(薄雪唐飛廉、学名:Saussurea yanagisawae)はキク科トウヒレン属の多年草。分布は北海道の大雪、夕張、北日高山系と羊蹄山に限り、高山帯の礫地や草地に自生。草丈は5cmから20cmほど、根生葉は厚く、葉身は3cmから8cmほどの卵形から披針形と変異に富みます。全体に縮毛が生え白っぽく見えますが、成長とともに薄くなるようです。葉裏に白色の綿毛はないという。
花期は7月下旬から8月頃で花茎の茎頂に散房状花序をだし、頭花4個から8個ほどが集合して咲きます。頭花は全て帯紫色の筒状花、総苞は径・長さとも約12mmの筒状鐘形、総苞片は4列で瓦状に重なります。

ウスユキトウヒレンには種内分化レベルの低い品種として、背の高いオオタカネキタアザミ、葉幅が細いホソバエゾヒゴタイ、葉裏に白色の綿毛が密生するユキバトウヒレン、葉幅が広く基部がハート型のタカネキタアザミ、葉幅が広く基部がハート型で葉裏に白色の綿毛が密生するユキバタカネキタアザミが知られています。難しいですね。


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タグ:日本固有種
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