高山植物の魅力(61)、ハイオトギリ(這弟切)

ビーグル号の航海日誌 2012年07月16日 15:19

110812ハイオトギリ@エコカフェ(幌尻岳).JPG北海道日高山脈主峰の幌尻岳のお花畑で見たオトギリソウの仲間です。調べるとオトギリソウの高山タイプのハイオトギリではないかと思います。別名にエゾヤマオトギリともいう。日高山脈にはハイオトギリに比べ花柱の長いヒダカオトギリという地域固有変種が自生していますが、ここではハイオトギリとしておきます。[2011年8月12日撮影:幌尻岳@澤尚幸]

ハイオトギリ(這弟切、学名:Hypericum kamtschaticum Ledeb. var. kamtschaticum)はオトギリソウ目オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草。分布は北海道とアジア東北部、カムチャッカに及び、亜高山帯から高山帯の岩礫地や草地に自生。草丈は10pから30p、葉は十字対生し無柄で基部を抱き、葉身3pから5pほどの楕円形かた長楕円形、無毛、全縁で葉脈が目立ち、葉縁に黒点がつく。秋の紅葉は見事です。
花期は7月から8月頃で茎先に淡黄色の径約3pの5弁花が1個ないし数個咲きます。雄蕊は多数で花弁よりも長いのが特徴です。果実は長径約8oの広卵形の刮ハで、熟すと先端が3裂し中から1oにも満たない小さな種子が飛散します。

地域に固有の亜種・変種の報告が多く、アポイ岳の超塩基性岩地に自生するサマニオトギリなどほのかに、本州の中部地方以北の亜高山帯から高山帯に分布するイワオトギリ、本州中部地方の亜高山帯に分布するシナノオトギリなどが知られています。


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タグ:広域種
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