ヤブデマリ(藪手毬)の花序は柄が長い

ビーグル号の航海日誌 2012年07月16日 09:41

110723ヤブデマリ@エコカフェ.JPG前線が九州・四国の日本海側から東北地方に伸びていて南から湿った大気が入りこんでいるため相変わらずの九州地方に加えて東北地方でもは豪雨が心配されています。東京は朝から茹だるような暑さです。今月末には京都大学が管理する芦生の森に出かけます。この季節、ヤブデマリもガマズミも花は終わり小さな果実をつけ始めています。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部]

ヤブデマリ(藪手毬、学名:Viburnum plicatum Thunberg var. tomentosum (Thunb. ex Murray) Miq.)はマツムシソウ目スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。日本固有種。分布は本州、四国、九州に及び、温暖帯上部から冷温帯下部にかけ谷筋や斜面下部の水辺などの湿り気のある落葉広葉樹林縁などに自生。樹高は3、4mほどで樹皮は灰黒色、葉は対生し葉身は5pから12pほどの楕円形か倒卵形、葉縁に鋸歯があり葉先は尖ります。葉脈が主脈から葉縁に規則的に扇状に目立ちます。
花期は5月から6月頃で枝先に長い柄もった散房花序をだし、径約5oのたくさんの小さな両性花とその周辺を取り巻くように径約30oの装飾花をつけます。果実は径5mm前後の扁平球形の核果で8月頃から赤から黒く熟します。

装飾花は花粉媒介者(ポリネーター)である昆虫を呼び寄せる役割を負っているといいます。また、近縁種のオオカメノキは葉や花がとても似ていますが、散房花序に柄がないこと、カンボクは葉が広卵形で3裂すること、ガマズミは装飾花ないこと、などで見分けることができますよ。


関連記事(ハクサンボク(白山木)は飛び地に)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


タグ:日本固有種
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/57070909
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ