高山植物の魅力(58)、ハクサンボウフウ(白山防風)

ビーグル号の航海日誌 2012年07月16日 00:23

110709ハクサンボウフウ@エコカフェ(鳳凰三山).jpg南アルプス赤石山脈支脈甲斐駒ケ岳の南に伸びる鳳凰三山の薬師岳小屋近くの砂礫の草地でハクサンボウフウが花を咲かせていました。近くにはマイズルソウも花をつけていました。[2011年7月10日撮影:薬師岳@澤尚幸]

ハクサンボウフウ(白山防風、学名:Peucedanum multivittatum Maxim.)はセリ科カワラボウフウ属の多年草。分布は北海道、本州中部地方以北に及び高山帯の草地に自生。草丈は30pから50pほどで、茎は直立し中空、茎上部でやや分枝し、葉は有柄で単羽状または1、2回3、5出羽状複葉、小葉は葉身2pから5pの広披針形から広卵形で深く裂し、鋭頭で鋸歯がつきます。葉柄は基部が鞘状に膨らみ茎を抱き、茎の節と葉には毛が生えます。
花期は7月から8月頃で、茎頂に複散形花序(全径10pから15pほど)をだし、径約2、3oの白色の5弁の小花を多数咲かせます。小花の花弁の先が爪状に内側に曲がり、総苞片、小総苞片はほとんど見られないのが特徴だそうです。果実は長径約8oの扁平長楕円形の分果で背肋は低く油管は細く多数あるそうです。

セリ科の高山植物の花はどれも似ていて区別が難しく、生育地のほか花序の大きさや形状、総苞片・小総苞片の有無、葉の形状などで見分けることになるようです。


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タグ:日本固有種
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