高山植物の魅力(52)、タカネオミナエシ(高嶺女郎花)

ビーグル号の航海日誌 2012年07月12日 20:39

110812タカネオミナエシ(チシマキンレイカ)@エコカフェ(幌尻岳).JPG北海道幌尻岳の岩場で出会った貴重な高山植物のひとつにタカネオミナエシがあります。別名に地名と花の姿からチシマキンレイカ(千島金鈴花)と呼ばれています。[2011年8月12日撮影:幌尻岳@澤尚幸]

タカネオミナエシ(高嶺女郎花、学名:Patrinia sibirica (L.) Juss.)はオミナエシ科オミナエシ属の多年草。絶滅危惧TB類(EN)。分布は北海道、千島列島、中国、モンゴルの高山帯の砂礫地や岩場などに自生。礼文島などでは海岸近くで見られます。草丈は7cmから15cmほどで、根出葉は有柄で翼がありやや肉厚、葉身はへら形で羽状に深裂し、さらに不揃いの鋸歯や切れ込みが入ります。茎には白い微毛が生え、茎葉はないか、小さく1,2対つきます。
花期は7月から8月頃で花茎を伸ばし、茎頂に集散花序をだし、たくさんの黄色い花を咲かせます。花序には羽裂した苞が対生し、花冠は径約4mmで5裂に平開し、内側に毛が生えます。雄蕊4本、雌蕊1本。果実は痩果で翼がつく。

近縁に本州新潟県以北、北海道、南千島に分布する葉が楕円形で不規則に切れ込むマルバキンレイカがあります。


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