アオノリュウゼツラン(青竜舌欄)

ビーグル号の航海日誌 2012年07月07日 06:29

アオノリュウゼツラン2@エコカフェ.JPG父島などではアオノリュウゼツランが野生化しサイザルアサとは対照的に繁殖力が旺盛なため処理に困っているという。明治12年に繊維原料として移入されたが、葉からとれる繊維質は弱く、葉縁に棘があり、葉汁には毒性もあることから栽培は中止され、放置されてしまったためである。写真は聟島で撮影したものです。[2010年5月6日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@阿部]

アオノリュウゼツラン@エコカフェ.JPGアオノリュウゼツラン(青竜舌欄、学名:Agave americana var. marginata)はユリ目リュウゼツラン科リュウゼツラン属の常緑多年草。分布は中南米、日当たりの良い乾燥地を好んで自生。草丈は1mから2mほど、ごくごく短い茎に暗緑色で肉厚の葉が束生、葉身は1mから2mほどの披針形で葉縁に粗い刺が生えます。花期は7月から8月頃、花茎を約8m伸ばし、大きな円錐花序をつけ、たくさんの黄白色の花を咲かせます。開花は60年に1度といわれています。結実後に枯死します。

小笠原では父島の三日月山ウェザーステーションや境浦、山羊山など海岸近くの崖地などで群落を形成しているのをよく見かけます。場所によっては花の咲く頃にはオガサワラオオコウモリが蜜を求めてやってくるようです。役にも立っているのですね。


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◎小笠原父島の海岸近くや山中の岩場など比較的よく野生化しているアオノリュウゼツラン[2014年4月27日・30日猿B影:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]
140430アオノリュウゼツラン花@エコカフェ(境浦断崖上部).JPG140427アオノリュウゼツラン@エコカフェ(三日月山).JPG
 三日月山の崖地の群落、境浦断崖上部にも小さな群落があります。後者は花をつけていました。花はオガサワラオオコウモリの好物です。

 2014.5.3追記
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