ゲットウ(月桃)は有用

ビーグル号の航海日誌 2012年07月06日 05:45

080621ゲットウ@エコカフェ.jpg小笠原父島の製氷海岸に小笠原海洋センターがあります。エコカフェは小笠原海洋センターと協働して小笠原小学校5年生のアオウミガメをテーマにした総合学習のお手伝いをしています。かつてそこでゲットウの花を見たので紹介します。小笠原には明治初期に移入され屋敷、畑の周辺に植栽、帰化植物の扱いです。[2008年6月21日撮影:地球温暖化最前線!小笠原エコツアー@阿部]

ゲットウ(月桃、学名:Alpinia zerumbet (Pers.) B. L. Burtt and R. M. Smith)はショウガ科ハナミョウガ属の常緑多年草。分布はインド、マレーシア、中国南部など熱帯・亜熱帯アジアに広く、日本では九州南部から南西諸島に及び、海岸近くの山野に自生。草丈は2mから3mほど、地下茎が横に発達しよく地上に偽茎を伸ばします。葉は偽茎の先に互生しやや硬く光沢があり、葉身は40pから70pほどの披針形から長楕円形、毛が密生します。
花期は5月から7月頃で、花柄をだし先端に最長約30もの穂状花序を湾曲させ多数の花を咲かせます。花は白色で花弁は厚く、唇弁は黄色で中央に紅色の縦縞模様が入ります。果実は長径約2pの卵形の刮ハで、赤く熟します。

沖縄では自生していて、人びとからサンニン(砂仁)と呼ばれ、葉などには芳香の強い精油が含まれていて防腐・防虫効果があるため、魚や肉を包み蒸し焼きなどに利用したそうです。旧暦12月8日にサンニンの葉で餅を包み蒸した「ムーチー」を食べて厄払いをする伝統行事などがありますよ。最近では精油成分をアロマオイルとしや香料としても利用しているそうです。

関連報告書(地球温暖化最前線!小笠原ツアー報告書)⇒
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◎沖縄本島の斎場御嶽(セーファウタキ)近くで見たゲットウの群落[2012年7月22日撮影:沖縄視察@山崎]120722ゲットウ@エコカフェ(沖縄).JPG120722ゲットウ果実@エコカフェ(沖縄).JPG

 沖縄ではサンニンと呼びます。花期を終え若い果実を実らせていました。

 2012.8.12追記


◎八重山群島石垣島にある沖縄県内最高峰の於茂登岳(標高525.5m)山中鬱蒼とした森で見たゲットウ[2014年3月14日撮影:石垣島@山崎]
140315ゲットウ@エコカフェ.JPG
 2014.5.18追記






◎奄美大島の絶滅危惧種保護センターで咲き始めたゲットウ[2014年5月25日撮影:絶滅危惧種保護センター@勝島]
140525ゲットウ@エコカフェ.jpg140525ゲットウ開花@エコカフェ.jpg
 2014.9.4追記
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