リュウビンタイモドキ(龍鱗擬き)

ビーグル号の航海日誌 2012年07月02日 00:02

リュウビンタイモドキ塊根@エコカフェ.JPG小笠原に固有のリュウビンタイ科の仲間にもうひとつ、リュウビンタイモドキがあります。こちらは母島でしか見られませんが、先に紹介したオガサワラリュウビンタイと混生しています。写真は堺ヶ岳から下山する途中の谷筋で撮影したものです。[2011年9月19日撮影:祝世界自然遺産登録・エコカフェ小笠原諸島ツアー@山崎]

リュウビンタイモドキ(龍鱗擬き、学名:Marattia boninensis Nakai)はリュウビンタイ科リュウビンタイモドキ属の常緑性シダ植物。母島固有種で絶滅危惧U類(VU)。分布は母島の湿気の多い林床や谷筋に自生。外観は一見するとオガサワラリュウビンタイに似て、塊状の根茎は径約50pにもなり、葉も根茎から集まって伸び、2回羽状複葉で葉身2m以上になる。しかし、葉柄の基部には鱗片がり、表面に白色の斑紋は生じない。小羽片の裏面には偽脈ががなく、左右の片縁近くに列生する胞子嚢群(ソーラス)はそれぞれ単体胞子嚢群といって隣り合う2この胞子嚢が合着したものです。似て非なるものなのです。

リュウビンタイモドキは硫黄列島に自生するイオウトウリュウビンタイモドキが近縁種とする説と同種であるとする説があるようです。これまた研究成果が待たれるといったところでしょうか。


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◎夢の島熱帯植物館で保護展示しているリュウビンタイモドキ[2012年2月11日撮影:第49回草花教室@阿部]120211リュウビンタイモドキ看板@エコカフェ.JPG120211リュウビンタイモドキ@エコカフェ.JPG

 2013.3.8追記
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