テイカカズラ(定家葛)は広域種

ビーグル号の航海日誌 2012年07月01日 12:05

テイカカズラ花@エコカフェ.JPG小笠原諸島に自生するキョウチクトウ属はヤロードとテイカカズラが知られています。前者は小笠原固有種。後者は当初ムニンテイカカズラとして固有種とされたが後に広域種のテイカカズラと同種とされました。旭山で撮影しましたが、小笠原ではパンヤと呼ばれています。[2010年5月8日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@山崎]

テイカカズラ(定家葛、学名:Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai)はキョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木。分布は本州、四国、九州、小笠原から朝鮮半島に及び温暖な常緑広葉樹林の林床や樹木に登って自生。樹高は時に約10m、茎から付着根(気根)を垂らし這いあがります。葉は革質で光沢があり、葉身は1pから7pほどの楕円形から長楕円形で全縁。若葉は小さく縁に毛が生ずるが直に脱落。地を這う個体の葉には葉脈に沿って斑紋が入ります。
花期は6月頃で葉腋から集散花序をだし白色の芳香の強い花を咲かせます。花はのちに淡黄色に変化します。果実は長さ20p前後のやや湾曲した袋果で2個が対をなし、内部に長さ冠毛のついた約13oの種子がたくさん詰まっています。8月頃に袋果は熟すと2割し、種子は風に乗って散布します。

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◎伊豆大島の笠松地区の「大島海浜植物群落」の低木層を構成するシマテイカカズラ[2010年6月12日撮影:伊豆大島御神火ツアー@山崎]100612シマテイカカズラ@エコカフェ(伊豆大島).JPG100612シマテイカカズラ花@エコカフェ(伊豆大島).JPG

 シマテイカカズラ(島定家葛、学名:Alyxia insularis)は
はテイカカズラの海岸型変種。樹高は約3mと低く、葉はやや大きく光沢があり、花は小さめだそうです。

 2012.8.24追記
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