ムニンツツジ(無人躑躅)

ビーグル号の航海日誌 2012年07月01日 07:18

ムニンツツジ@エコカフェ.JPGムニンツツジの野生株は世界中でたった1株です。父島の躑躅山の指定ルート外にあるため見ることはできません。現在は「種の保存法」に基づき保護増殖事業が行われているため小笠原亜熱帯農業センターなどで見ることができます。[2010年5月8日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@阿部]

ムニンツツジ(無人躑躅、学名:Rhododendron boninense Nakai)はツツジ科ツツジ属の常緑低木。小笠原固有種で絶滅危惧TA類。分布は父島のみで山頂近くの通気性のよい酸性土壌を好んで自生。ムニンツツジ3@エコカフェ.JPG樹高は1mから2mほどでよく分枝し株状になり、若枝、葉、葉柄には褐色の毛が密生します。葉は革質、葉身3pから6pほどの披針形から倒披針形で全縁。とりわけ葉裏の主脈上と葉柄に褐色の毛が多い。
花期は4月から5月頃とされるが通年見られ、枝先に形約5pから6pほどの純白の漏斗状の花を咲かせます。果実は刮ハで12月頃に熟すと開裂し約1mmの長四角の種子が飛散します。

ムニンツツジは奄美大島から座間味諸島にかけて分布する日本固有種のケラマツツジの近縁と考えられ、小笠原、太平洋上の分布する唯一のツツジだそうでうです。保護増殖のため父島の山間部に移植しても躑躅山以外では顕著な成果が得られていないようです。極めてデリケートなようです。


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◎小石川植物園の温室で保護展示されているムニンツツジ[2007年6月13日撮影:小石川植物園視察@山崎]070613ムニンツツジ@エコカフェ小石川植物園(小笠原植物) 021.jpg070613ムニンツツジ@エコカフェ小石川植物園(小笠原植物) 059.jpg

 2013.5.26追記
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