サワフタギ(沢蓋木)は

ビーグル号の航海日誌 2012年06月30日 15:10

110723サワフタギ@エコカフェ.JPG京都大学の芦生研究林が広がる丹波高地は、3億年から1億5千万年前(古代ペルム紀から中生代ジュラ紀)の古い地層による隆起準平原が長年の侵食で何本もの深い谷を刻んでいます。そこは日本海に注ぐ由良川の源流と瀬戸内海に注ぐ淀川の水系にある貴船川の源流のある分水嶺の地でもあります。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部]


サワフタギ(沢蓋木、学名:Symplocos sawafutagi Nagam.)はハイノキ科ハイノキ属の落葉低木。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に及び山地の沢筋や湿地などに自生。 樹高は2mから4mほどで樹皮は灰褐色で縦に裂け、よく分枝し広がる。葉は互生し、葉身は4cmから7cmほどで倒卵形から楕円形、葉縁に細かな鋸歯がり、先が短く尖ります。葉表に疎毛、葉裏には葉脈上に毛が生えます。
花期は5、6月頃、若枝の先に円錐花序をだし、白色の花をたくさん咲かせます。花は径約8mmの白色、花冠は5深裂、雌蕊1本、雄蕊は多数で花冠より長い。果実は長径約7mmの扁球形の核果で秋に瑠璃色に熟します。

別名にルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)とあるように、材質が牛の鼻輪を作るほどの硬さがあり、この木で頭部を叩くと死んでしまうほどだそうです。もう一つの別名にニシゴリ(錦織)とあるが、木灰を紫根染の染料として利用したことによります。面白いですね。

関連記事(芦生の森の植生分布)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




◎佐渡島の大佐渡石名天然杉の森の林縁で見たサワフタギの花[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]120803サワフタギ花@エコカフェ(佐渡島).JPG120803サワフタギ@エコカフェ(佐渡島) .JPG

 サワフタギの葉にはシロシタホタルガの成虫が休んでいました。

 2012.8.12追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/56792755
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ