ヤエヤマヒルギ(八重山蛭木)は最も海側に

⇒エコツアー 2012年06月19日 23:47

120616ヤエヤマヒルギ@エコカフェ.JPG島尻マングローブ林で最もよく見られるヤエヤマヒルギは日本のマングローブ林を構成する樹種の中では、最も海側に自生することから群落の最前線を守り、しばしば台風の影響を直接受けることになります。沖縄本島を北限とするが、石垣島や西表島などでは大きな群落をつくっています。[2010年10月11日撮影:宮古島エコツアー@阿部]

ヤエヤマヒルギ(八重山蛭木、八重山流木、学名:Rhizophora mucronata Lam.)はヒルギ科ヤエヤマヒルギ属の常緑高木。120616ヤエヤマヒルギ果実@エコカフェ.JPG分布は東アフリカからオセアニアまでと広く、日本では南西諸島(沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島)であって、対塩性が比較的強く、海側のよく海水に晒される干潟に自生。樹高は8mから10mほどで、幹の根元近くからタコ足状に多数の呼吸根を伸ばす。葉は対生し厚く皮質、葉身は10cmから18cmほどの長楕円形から広楕円形で先に針状の突起がつき、葉裏には無数の黒点が目立ちます。
花期は5月から7月頃で、葉腋から二又に分枝する集散花序をだし、白色の花を咲かせます。花は花弁4枚、萼片4枚。果実は卵形で、その中で種子(胎生種子)は発芽・発根し、先端(胆根体)が約30cmも伸び、落下・海流散布し、漂着したらそこで根を下ろします。

マングローブ林では引潮時には泥底が現れ、多くのシオマネキの仲間や巻貝・二枚貝などの底生生物やトビハゼの仲間などが観察することができます。今年度の宮古島ツアーではマングローブ林の生物多様性をテーマにしようかと思います。

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◎西表島の浦内川河口近くの流域で見たヤエヤマヒルギとその群落[2010年8月12日撮影:浦内川@山崎]100812ヤエヤマヒルギ群生@浦内川.JPG100812ヤエヤマヒルギ@浦内川.JPG

 2012.6.21追記






◎西表島仲間川河口域に群落をつくっているヤエヤマヒルギ[2012年9月1日撮影:西表島@中島明良]120901ヤエヤマヒルギ@エコカフェ(仲間川).JPG120901ヤエヤマヒルギ群落@エコカフェ(仲間川).JPG

 2013.8.22追記






◎石垣島の吹通川河口域に広がるヒルギ林で見た果実をつけるヤエヤマヒルギ[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]
140315ヤエヤマヒルギ@エコカフェ.JPG140315ヤエヤマヒルギ@エコカフェ(吹通川).JPG
 2014.3.27追記
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