西表島のマングローブ林は

ビーグル号の航海日誌 2012年06月08日 17:45

100812マングローブ林と背後照葉樹林@浦内川.JPG西表島の河口付近の内浦川沿いにはマングローブ林、その背後には緑濃い照葉樹林の森がよく発達しています。[2010年8月12日撮影:西表島内浦川@山崎]

マングローブは熱帯地方や亜熱帯地方の海岸、入江、河口に広がる泥湿地に自生します。
満潮時には海水に浸ることもあるなど特殊な生育環境に適応した形質を獲得しています。
・葉の表面は水分の蒸散を防ぎ、細胞の浸透圧が高いこと
・多数の支柱根は自身を支えるだけではなく呼吸根や膝根をだすこと
・塩分を体の外へ出す仕組みを持っていること
西表島では日本で見られるマングローブ7種(オヒルギメヒルギヤエヤマヒルギ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシ、マヤブシキ、ニッパヤシ)のすべてが見られます。

100812マングローブ林@浦内川船着場.JPGマングローブ林は陸から流れ込む泥や栄養分を含んだ水を受け止めるフィルターの役割を担うとともに珊瑚礁に泥が流出しないように防いでいるのです。
そこでは大量のプランクトンが発生し、呼吸根や支柱根の間は多くの稚魚の生活の場となり、干潟にはカニや貝類などの底生生物、ハゼなどの活動の場になっています。
葉が生い茂る樹上では多様な蛾や蝶、蜻蛉、蝉などの昆虫、トカゲの仲間や小鳥たちのほか、ヤエヤマオオコウモリなどの哺乳類も生活の場としています。

マングローブ林は「命の宝庫」であり、その生態系から多くの気づきと学びにチャレンジできたらと思う。


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