生命力を体感できる森、芦生の森

ビーグル号の航海日誌 2012年06月05日 07:12

110722倒木@エコカフェ(芦生公開講座).jpg芦生の森は一度は行ってみたいと思えるほんとうに美しい森です。森が生きていることを実感できるのです。
尾根筋、谷筋、沈水する場所、ざれ場などそれぞれの場所にふさわしい木々が根を下ろしています。
谷が深いため風の通り道になった場所では大木が倒れて、森の新陳代謝が始まっています。倒木更新というそうです。
昨年5月に日本海から強風が吹き荒れた時に多くの大木が倒れたそうです。倒れるわけにはいろいろありそうです。
地盤が弱かったり、根本の土壌が洗われていたり、土砂が崩壊があったり、熊の皮剥ぎや鹿の食害傷だったり、病害虫にやられたり、突然やってくるもの、徐々にやってくるもの、いろいろのようです。

110722倒木更新@エコカフェ(芦生公開講座).jpg110722小さな命@エコカフェ(芦生公開講座).jpgそんな苔むした倒木の樹幹はキノコたちの生活の場だけではなく、新たな芽生えの苗床にもなっているようです。
大木が倒れると地面に太陽の光りが差します。それまで地中で光を待っていた種子が芽生え、新たな命を紡ぎます。さあ、植物たちの競争が始まります。
倒れてもなお再生しようと樹幹や根もとから萌芽するものもあるのには驚かされます。ざら場に生き抜く樹木の知恵、戦略のようです。
倒木、新たな小さな命の糧となり、やがて土に戻っていくその姿は、「死してなお役にたつ」自然の輪廻の力そのものなのです。


関連記事(芦生公開講座2012)のご案内)⇒    関連報告(「森の教室」報告書)⇒

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