ミヤマノキシノブ(深山軒忍)

ビーグル号の航海日誌 2012年06月05日 05:56

110722ミヤマノキシノブ@エコカフェ(芦生公開講座).jpg早朝の森のひんやりと爽やかで不思議なエネルギーに満ちていて、心のおもむくままに散策をすると気持ちがよいですよね。芦生の森はそんな極上の森です。苔むした大木にミヤマノキシノブでしょうか着生していました。この仲間は単葉で根茎が横に這って、葉身上部に2列のソーラスをつけるのが特徴です。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部]

ミヤマノキシノブ(深山軒忍、学名:Lepisorus ussuriensis (Reg.) Ching var. distans (Makino) Tagawa)はウラボシ目ウラボシ科ノキシノブ属の着生性の常緑シダ植物。分布は北海道西南部、本州、四国、九州から中国に及び、山地の樹幹や岩上などに着生。葉は約20pで細長い単葉、肉厚で表面にツヤは無い。ノキシノブに比べて葉はやや疎らに間隔をおき生え、葉先が鈍頭、葉柄は暗褐色で長いのが特徴です。また、ソーラス(胞子嚢群)は中肋と葉縁の中間に2列に平列するが、ノキシノブのものよりやや小さいようです。

日本に分布するノキシノブの仲間は10種ほどが知られています。葉の出方、ソーラスのつき方、葉身先端の形、葉柄の長さと色、などが見分けるポイント。葉先の丸いヒメノキシノブ、ソーラスが中肋側に寄って平列するツクシノキシノブやコウラボシ、ホテイシダのほか、ナガオノキシノブ、ミカワノキシノブ、ヒロハノキシノブがノキシノブと別種とする考えがあるそうです。


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◎秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ折山(標高969m)白谷コースの渓流沿いの岸壁に着生するミヤマノキシノブ[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@山崎]
130720白谷コース@エコカフェ.JPG130720ミヤマノキシノブ@エコカフェ.JPG
 2014.2.17追記







◎丹沢山塊大山の山中にある大山阿夫利神社境内で見たミヤマノキシノブ[2012年6月16日撮影:第13回自然観察会@山崎]
120616ミヤマノキシノブ@エコカフェ(大山).JPG120616ミヤマノキシノブ胞子のう群@エコカフェ.JPG
 樹幹や岩上の苔をマットにしてマメヅタ一緒に着生していました。

 2014.9.15追記
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