ネズミモチ(鼠黐)の芳香は

ビーグル号の航海日誌 2012年06月03日 00:13

120602ネズミモチ花@エコカフェ.JPGネズミモチはアラカシ、ヒサカキ、カクレミノ、ヤブツバキなどとともに照葉樹林の典型的な樹種のひとつであって、低木層から亜高木層までによく出現します。花には芳香があります。また、寺社や公園に植栽されたり、民家の生け垣などなどに利用されたりします。[2012年6月2日撮影:渋谷区@山崎]

ネズミモチ(鼠黐、学名:Ligustrum japonicum Thunb.)はゴマノハグサ目モクセイ科イボタノキ属の常緑小高木。120602ネズミモチ@エコカフェ.JPG分布は台湾、中国、国内では本州中部地方以南、四国、九州、南西諸島に及び、主として太平洋側の低地や低山の日当たりのよい場所などに自生。樹高は約5m、樹皮は灰褐色で粒状の皮目が目立ち、成木では灰黒色で縦裂が入り、枝はよく分枝し横に伸びる。葉は対生し厚く光沢があり、葉身は4pから8pほどの楕円形から広卵状楕円形で全縁。花期は5月下旬から6月、枝先に円錐花序をしっかり伸ばし、多数の白色の花を咲かせます。花は径5o前後で、花冠は4深裂し反り返り、雄蕊2本が伸び目立ちます。果実は9o前後の卵形の核果で緑色から白粉を吹いた黒色に熟します。

名前の由来は葉がモチノキの葉に、果実がネズミの糞に似ていることにあるそうです。鳥が果実を食べて種子を広範に散布し、種子の萌芽力は極めて高いため比較的よく勢力を維持しやすいようです。

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◎小田急線参宮橋駅近くで見た若い果実を実らせたネズミモチの成木とその樹皮[2012年11月11日撮影:参宮橋@山崎]121111ネズミモチ樹皮@エコカフェ.JPG121111ネズミモチ果実@エコカフェ.JPG

 ネズミモチに似て葉がやや大きく側脈が目立つトウネズミモチも巷によく植栽されています。明治時代に中国から移入されたそうです。気をつけて観察しましょう。
 2012.11.11追記

◎公園樹として植栽された花咲くネズミモチ[2013年5月24日撮影:渋谷区@山崎]130524ネズミモチ@エコカフェ.JPG130524ネズミモチ花@エコカフェ.JPG

 2013.5.24追記
タグ:広域種
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