パイオニア植物、ハチジョウイタドリ(八丈虎杖)

ビーグル号の航海日誌 2012年06月01日 00:56

120526ハチジョウイタドリ花@エコカフェ.JPG1983年10月3日のこと、標高450mの二男山付近で噴火は始まる。山腹割れ目は長さ4.5kmに及び90ヶ所からマグマが噴出。マグマは溶岩流として山腹を下り、薄木地区を飲込み海岸で海に没したという。溶岩流の跡には冷え固まった真っ黒な広大な溶岩原が現れています。年月を経て溶岩原にはパイオニア植物が進出しています。ハチジョウイタドリもそんな仲間です。[2012年5月27日撮影:第4回エコカフェみんなの森づくり@山崎]

ハチジョウイタドリ(八丈虎杖、学名:Fallopia japonica var. hachidyoensis (Makino) Yonek. et H.Ohashi)はタデ科イタドリ属の多年草。120526ハチジョウイタドリ@エコカフェ.JPGイタドリの変種。伊豆諸島固有種。雌雄異株。分布は伊豆七島で溶岩原などの荒地の日当たりのよい場所に自生。樹高は50pから150pほどで根が長く伸び。茎は中空で、節に杔葉がみられ、葉は互生し、広卵形で先が尖り、全縁、大きく厚くてクチクラ層が発達し光沢があります。雌雄異株。花期は6月から9月頃で複総状花序をだしたくさんの白色の小花を咲かせます。小花は花被が5裂し、雄花には雄蕊8本、雌花には3本の花柱があります。果実は長さ約2.5o、3稜形の痩果で黒色で光沢があります。

昔、子どもたちは若枝を折り皮をむいたものをおやつとして食べたりしたそうです。今度チャレンジしてみましょう!


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◎伊豆大島三原山の溶岩原に進出するハチジョウイタドリ[2010年6月12日撮影:伊豆大島御神火ツアー@山崎]ハチジョウイタドリ@エコカフェ.JPGハチジョウイタドリ2@エコカフェ.JPG

 2012.6.3追記






◎三宅島坪田地区の植林地で見たハチジョウイタドリの雄花[2012年9月1日撮影:第5回エコカフェみんなの森づくり@山崎]120901ハチジョウイタドリ雌株@エコカフェ(三宅島).JPG120901ハチジョウイタドリ雌花@エコカフェ(三宅島).JPG

 2012.9.3追記






◎三宅島坪田地区の植林地で見たハチジョウイタドリの雌花[2012年9月1日撮影:第5回エコカフェみんなの森づくり@山崎]120901ハチジョウイタドリ雄花@エコカフェ(三宅島).JPG

 2012.9.3追記






◎三宅島雄山山腹の植林地でわずかに自生するハチジョウイタドリ[2014年8月30日撮影:第9回エコカフェみんなの森づくり@山崎]
140830ハチジョウイタドリ@エコカフェ.JPG140830ハチジョウイタドリ花@エコカフェ.JPG
 主役交代です。溶岩原に初期の段階には多く見られたが、今はススキに圧倒されわずかに道路脇に追いやられている程度です。

 2014.9.4追記 

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