コウゾウリナ(浜髪剃菜)は広域種

ビーグル号の航海日誌 2012年05月14日 00:28

コウゾウリナ@エコカフェ.JPG初島で散策中に黄色い花を見つけました。背が高いことからハマコウゾウリナではなく広域種のコウゾウリナだと分かります。[2012年5月13日撮影:静岡県初島@山崎]

コウゾウリナ(髪剃菜、学名:Picris hieracioides L. subsp. japonica (Thunb.) Krylov)はキク科コウゾウリナ属の二年草(越年草)。分布は北海道、本州、四国、九州と樺太に及び、道端や、堤防、草地などに自生。草丈は30pから100cmほどで根は棒状、茎は直立しよく分枝、根生葉は7pから30pほどで倒披針形で細鋸歯があり、花期には枯れます。コウゾウリナ花@エコカフェ.JPG茎葉にも細鋸歯があり、基部では有柄で6pから15pほど倒披針形、上部ではより小さく無柄の披針形、何れも茎を抱きます。茎、葉、萼に赤褐色の剛毛が疎らに生えざらつくのが特徴です。名前の由来もここにあります。
花期は5月から10月頃と長く、分枝した枝先に参謀花序をだし黄色い頭花を幾つか咲かせます。頭花は径約2pで舌状花冠で、小花は30個から34個あります。果実は痩果で赤褐色、白色の羽毛状の冠毛がつきます。冠毛は小花の萼片でしたね。[第50回草花教室⇒]もちろん風散布です。

国内に分布するコウゾウリナの近縁種には高山型のカンチコウゾウリナがあります。また、変種としてはアカイシコウゾウリナ、ヒゴコウゾウリナ、ホソバコウゾウリナ、ハマコウゾウリナ(品種とも)が知られています。


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◎南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)ゴンドラ山頂駅をでた法面下部でみたコウゾウリナ[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]
140913降雪機@エコカフェ.JPG140913コウゾウリナ花@エコカフェ.JPG
 スキー場があるので山頂駅近くでは降雪機の点検運転をしていました。

 2014.10.3追記
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