シマギョクシンカ(島玉心花)

ビーグル号の航海日誌 2012年05月06日 19:32

シマギョクシンカ@エコカフェ.JPG小笠原父島の初寝山東平にある森はハアカガシラカラスバト・サンクチュアリに指定されています。谷筋には小さな流れがあり、ヤマトヌマエビやオガサワラアメンボなどが棲息しています。そこは野鳥たちの貴重な水飲み場にもなっています。シマギョクシンカもそんな林内で見ることができます。[2010年5月7日撮影:ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅@阿部]

シマギョクシンカ(島玉心花、学名:Tarenna subsessilis (A. Gray) T. Ito)はアカネ科ギョクシンカ属の常緑低木。小笠原固有種。絶滅危惧U類(VU)。分布は小笠原諸島(聟島、父島列島、母島列島)で各島の山地の乾燥の強くない天然林内の明るい場所に自生。樹高は1、2mほどで、葉は対生し枝先に集生、濃緑色で光沢があり、葉身は6cmから25p、楕円形で先はやや鋭頭か鈍頭、葉裏に葉脈が突出し明瞭。シマジョクシンカ花@エコカフェ.JPG葉柄は約5mmとごく短く、上部の葉は茎を抱き、若枝と花序には短毛が生えます。
花期は3月から4月頃で枝先に集散花序を短くだし、径約10pの球状にたくさん帯黄白色の小花を密に咲かせます。小花は筒状で花冠は4、5深裂し反り返る。名前の由来は真ん中に玉状に花が咲くことからきています。果実は径約7mmの球形の液果で12月頃に黒紫色に熟します。

近縁種は九州南部から南西諸島、台湾にかけて分布するギョクシンカ(玉心花)と考えられています。花を真上から見ると十字対生する葉の中心に玉のような大輪の花が咲いている様子がわかります。


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◎夢の島熱帯植物館でみたシマギョクシンカの蕾[2012年2月11日撮影:第49回草花教室@山崎]シマギョクシンカ蕾@エコカフェ.JPG

 2012.5.6追記


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