ヒノキバヤドリギ(檜葉宿主木)は半寄生植物

ビーグル号の航海日誌 2012年05月06日 16:02

ヒノキバヤドリギ(ヒメツバキに寄生)@エコカフェ.JPG小笠原父島の初寝遊歩道脇で出会った寄生植物を紹介しましょう。ヒノキバヤドリギです。ムニンヒメツバキやシマモクセイムニンネズミモチ、ムニンヒサカキなどに見事に寄生しています。[2010年1月1日撮影:お正月の旅小笠原[2010年度]@ヒメツバキに寄生、吉岡明良、シマモクセイに寄生、山崎]

ヒノキバヤドリギ(檜葉宿主木、学名:Korthalsella japonica (Thunb.) Engl.)はヤドリギ科ヒノキバヤドリギ属の半寄生の常緑小低木。ヒノキバヤドリギ(シマモクセイに寄生)@エコカフェ.JPG分布は本州関東以西、四国、九州、南西諸島から台湾、中国、フィリピン、マレーシア、オーストラリアに及び、ツバキ科、モチノキ科、モクセイ科などの常緑樹に寄生。樹高は10pから20pほどで植物体全体が扁平で節が多く、葉に見えるのは茎が変化したもので、本来の葉は小さな鱗片状に退化し各節のところに対生します。植物体全体が緑色で光合成をします。
花期は5月から6月頃で節の所に径約1oの小さな淡黄色の花を咲かせます。花は花弁は無く花被が3裂。果実は径約2oの液果で橙黄色に熟すと裂開し中から粘液質をまとった種子1個が飛散するという。他の植物の枝などにうまく接着できた種はそこで命を紡ぐことができるという。野鳥に食され散布されることもあるでしょう

ヒノキバヤドリギは不定根が変形した吸収器を宿主の樹皮下の木質に融合させ、水分と養分(無機塩類)を拝借しているのです。ヒノキバヤドリギが繁茂してしまうと宿主の樹木は枯れてしまい、ヒノキバヤドリギも同じ運命を辿ることになるそうです。何ともあっぱれです。


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