アコウザンショウは重要食料

ビーグル号の航海日誌 2012年05月06日 12:23

アコウザンショウ@エコカフェ.JPG小笠原諸島にだけ分布するアコウザンショウの果実はシマホルトノキ、ムニンシロダモ、キンショクダモとともに、天然記念物のアカガシラカラスバト(赤頭烏鳩)の好物になっています。また、戦前は材を家屋や器具、カヌーに利用していたそうです。[2010年5月7日撮影:ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅@阿部]

アコウザンショウ(学名:Zanthoxylum ailanthoides Sieb. et Zucc. var. boninshimae (Koidz.) Yamazaki)はムクロジ目ミカン科サンショウ属の落葉亜高木。カラスザンショウの変種で小笠原固有種。雌雄異株で先駆植物。分布は小笠原諸島(聟島、父島、弟島、母島、向島)で山地の林縁やギャップ、二次林、かつての農耕地などに自生。樹高は5mから8mほど、樹皮は灰褐色でいぼ痕跡はなく、幹や枝などに棘は無く、葉が薄くほかはカラスザンショウに似ています。小笠原では12月頃に黄葉、落葉し、4月には新緑に萌え、8月頃には花を咲かせます。

小笠原固有種でミカン科のものはシロテツ、オオバシロテツ、アツバシロテツ、ムニンゴシュユとアコウザンショウです。シロテツ属3種の分化過程は別に触れますが、どれも青い落葉があったら揉んでみると油点があり特有の香がしますよ。小笠原ではまちがっても葉などを千切らないようにしてください。


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◎小笠原父島の衝立山山腹でみたアコウザンショウの幼樹[2007年7月14日撮影:森も海も不思議いっぱい!小笠原エコツアー@山崎]070712アコウザンショウ幼樹@小笠原エコツアー 072.jpg

 2012.6.22追記

◎小笠原父島サンクチュアリーで見た頭上に広がるアコウザンショウと種子[2010年5月7日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@山崎]100507アコウザンショウ種@エコカフェ(サンクチュアリー).JPG100507アコウザンショウ@サンクチュアリー.JPG

 2012.7.5追記
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