キンモウイノデ(金毛猪手)の起源は

ビーグル号の航海日誌 2012年05月06日 03:20

キンモウイノデ@エコカフェ.JPGキンモウイノデ若葉@エコカフェ.JPG小笠原諸島で見られるイノデの仲間には各島に広く分布するキンモウイノデと母島のみに分布するコキンモウイノデが知られています。ここでは父島アカガシラカラスバト・サンクチュアリー内で見たキンモウイノデを紹介します。[2010年5月7日撮影:ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅@阿部]

キンモウイノデ(金毛猪手、学名:Ctenitis lepigera (Bak.) Tagawa)はオシダ科カツモウイノデ属の常緑性シダ植物。分布は小笠原諸島(父島、兄島、弟島、母島、北硫黄島、南硫黄島)とミクロネシアに及び、やや陰湿なところを好むが乾いた林床などにも自生。草丈は70pから130cmほどで、葉柄は太く、長さは30pから60cmほどになる。葉は2回羽状複葉で小羽片は広卵形でやや光沢がある。黄褐色ないし褐色の鱗片が根茎、葉柄、葉軸につき、特に葉柄基部の鱗片は線形で長く密生します。成熟すると羽軸や小羽軸は黄緑色から赤紫色、葉は黄緑色から緑色さらに黄褐色になるという。胞子嚢群(ソーラス)はかば色の小さな円形で小羽片の側脈の先に1個ずつつくのが特徴です。


近縁種は本州(千葉県、静岡県、伊豆諸島、紀伊半島南部、島根県)、四国南部、九州から南西諸島と東南アジア、西太平洋諸島の一部などに分布するカツモウイノデ(褐毛猪手)と考えられています。となればキンモウイノデの祖先は伊豆諸島経由またはミクロネシア経由の起源が考えられます。さてどちらでしょうか。それとも両方でしょうか


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◎小笠原諸島父島の亜熱帯農業センターで見たキンモウイノデ[2012年1月2日撮影:「お正月の旅小笠原[2011年度]@山崎]キンモウイノデ2@エコカフェ.JPG

 2012.5.6追記






◎夢の島熱帯植物館に植栽展示されているキンモウイノデ[2012年2月11日撮影:第49回草花教室@阿部]120211キンモウイノデ案内板@エコカフェ.JPG120211キンモウイノデ@エコカフェ.JPG 

 小笠原固有種と紹介されていました。

 2012.10.7追記


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