ホトケノザ(仏の座)は賢い雑草

⇒寄港地だより 2012年05月03日 23:48

120430ホトケノザ@エコカフェ.JPG埼玉のエコカフェ・ミニ農園では畦にペンペン草タンポポ、スズメノテッポウ、イヌムギ、ホトケノザなどの雑草がすっかり繁茂していました。ホトケノザと言っても春の七草の「小鬼田平」ではありません。これからの季節、畑の中にもどんどん雑草は侵入してきます。草取りとのイタチごっこの競争が始まっています。[2012年4月30日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

ホトケノザ(仏の座、学名:Lamium amplexicaule L.)はシソ科オドリコソウ属の一年草・二年草。分布はアジア、ヨーロッパ、北アフリカに広く及び、道端や田畑の畦などに自生。日本には麦などとともに移入した史前帰化植物と考えられます。草丈は10pから30pほどで茎はシソ科の特徴である四角断面で柔らかく、基部で分枝し直立。葉は車座に対生し、基部のものは有柄だが上部のものは無柄で茎を抱き、葉身は10mmから25mmほどで腎心形で粗い鋸歯がつきます。名前の由来は茎を抱く車座の葉を「仏様の蓮華座」に見立てたことにあります。
花期は4月から6月頃で上部の葉腋に数個の紅紫色の花を咲かせます。花は筒状の唇形花で細く長さが約2pもあるため、受粉のお手伝いは小型のハナバチぐらいでしょう。

ホトケノザの子孫を残すための戦略は高度です。筒状花が散った後に、閉鎖花といって蕾のまま開かない小さな花がつき、自家受粉により種を紡ぐことができるのです。その上、種子にはスミレムラサキケマンオオイヌノフグリと同じように糖を含む付着物(エライオソーム)がついているためアリに種子散布をしてもらっています。とんでもないやつですね。あっぱれです


関連記事(「七草の節句」はいずこに)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎埼玉にあるエコカフェ・ミニ農園に面した道端で強靭に生きるホトケノザ[2013年1月13日撮影:埼玉エコカフェ・ミニ農園@山崎]130113ホトケノザ@エコカフェ(埼玉).JPG

 なんとも逞しい、花をつけているではありませんか。

 2014.1.13追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/55648918
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ