ムニンネズミモチ(無人鼠黐)

ビーグル号の航海日誌 2012年04月17日 06:28

ムニンネズミモチ花@エコカフェ.JPGこの季節に小笠原諸島の島々では白い小さな花をたくさん咲かせているムニンネズミモチを尾根筋などでよく観察することができます。名前の由来は葉がモチの葉に似て、果実がネズミの糞に似ていることにあるといいます。[2010年5月5日撮影:父島中央山尾根筋@阿部、2012年1月1日撮影:父島初寝遊歩道脇@山崎]

ムニンネズミモチ(無人鼠黐、学名:Ligustrum micranthum Zucc.)はモクセイ科イボタノキ属の常緑低木。ムニンネズミモチ果実3@エコカフェ.JPG小笠原固有種。分布は小笠原諸島各島で海岸に近い岩石地から中央部林内に広く自生。
樹高は1mから3mほどで風衝帯や岩場では写真のように背が低く。樹幹は灰白色で表面がざらつき、全株無毛。葉は対生し、厚く光沢があり、葉柄は短く、主脈が目立つ。葉身は4pから8pで長楕円形で全縁、先が鈍く尖る。
花期は4月から6月頃で枝先に円錐花序を伸ばしたくさんの白色の小さな花を咲かせます。花は径約4o、花冠が4深裂で十字対生、雄蕊2本、雌蕊1本からなります。
果実は核果で長径約6mmの卵形、緑色から黒紫色に熟します。オガサワラヒヨドリなどの餌になります。

尾根筋などの乾性低木林内、コバノアカテツーシマイスノキ群集に混生する個体は背丈が低く、葉が厚く小さいのが特徴です。父島の中央山、旭山、長崎展望台などでよく観察することができます。


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◎夢の島熱帯植物館に保護展示されているムニンネズミモチ[2012年2月11日撮影:第49回草花教室@山崎]120211ムニンネズミモチ@エコカフェ.JPG120211ムニンネズミモチ3@エコカフェ.JPG

 野性のもに比べたらよわよわしい感じです。

 2013.1.3追記
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