海浜植物、アダン(阿檀)の集合果

ビーグル号の航海日誌 2012年04月16日 01:05

アダンの気根@エコカフェ.JPGアダンの果実@エコカフェ.JPG小笠原諸島のタコノキの近縁種にアダンがあります。アダンは宮古島や石垣島、西表島を訪ねた時に必ずといってよいほど海岸近くで見ることができます。特に、マングローブの背後林として展開しています。[2010年10月10日撮影:宮古島エコツアー@阿部]

アダン(阿檀、学名:Pandanus odoratissimus L. fil.)はタコノキ目タコノキ科タコノキ属の常緑小高木。単子葉植物で雌雄異株。分布は南西諸島トカラ列島以南の沿岸域、中国南部や東南アジアの沿岸域に自生。アダン@エコカフェ.JPG樹高は2mから6mほどで、枝から気根(支柱根)が伸び地面に届く。葉は革質で厚く光沢があり、葉身は1mから2mほど、幅は4p前後で披針形、辺縁や葉裏主脈に鋭い棘があります。棘は先端で咲き向き、基部付近で根本向き、中間で交互の向きに並んでいます。花期は7月から9月頃で雄株は長さ50pもの房状花序をだし、複数の緑色から黄白色の総苞に包まれた多数の雄蕊がつく白色の肉穂花序からなる。雌株では20pほどの小型の球状花序で、総苞に包まれた多数の雌蕊がつく緑色の肉穂花序からなる。果実は径約20pの集合果で内果皮は繊維質、外果皮は肉質で黄色く熟すと甘い芳香がします。ヤシガニが好んで食べるそうです。

この個々の果実は海に浮かぶことができるため海流散布をして小笠原諸島にもたどり着いたのでしょう。そして小笠原の地で長い年月をかけて独自に進化していったのですね。

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◎西表島浦内川の川岸から川面上に競りでるアダンの群生[2010年8月12日撮影:西表島@山崎]100812アダン群生@浦内川.JPG

 2012.6.8追記






◎沖縄本島辺野古対岸の砂浜で見たアダン[2012年7月22日撮影:沖縄視察@山崎]120722アダン@エコカフェ(辺野古対岸).JPG

 2012.7.25追記






◎久高島のヤグルガーから海側の小さな断崖上に広がるアダンとクサトベラ、ハマイヌビワ[2012年7月22日撮影:沖縄視察@山崎]120722アダンとクサトベラとハマイヌビワ@エコカフェ(久高島).JPG120722アダン@エコカフェ(久高島).JPG

 2012.8.15追記






◎宮古島の北東海上にある大神島で見たアダンの果実[2009年12月6日撮影:宮古島視察@山崎]091206アダン@エコカフェ(大神島).JPG091206アダン果実@エコカフェ(大神島).JPG

 大神島にはアダンが山腹にも繁茂していました。

 2013.2.24追記



◎西表島仲間川沿いで繁茂するアダン[2012年9月1日撮影:西表島@中島明良]120901アダン@エコカフェ(仲間川).JPG120901アダン@エコカフェ.JPG

 2013.8.22追記






◎八重山群島黒島の海岸近くの車道脇でみた果実をつけるアダン[2014年3月14日撮影:黒島@山崎]
140314アダン@エコカフェ(黒島).JPG140314アダン果実@エコカフェ(黒島).JPG
 2014.3.21追記
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