オオシマカンスゲ(大島寒菅)

ビーグル号の航海日誌 2012年04月03日 01:44

オオシマカンスゲ穂@エコカフェ.JPGこのところ伊豆大島特集、実は写真の整理を少しずつしているのです。エコカフェの活動フィールドである伊豆大島エコ・ステーションを視察した際にオオシマカンスゲが鬱蒼とした森の林床にも密生していました。オオシマカンスゲは火山ガスに強いそうです。写真は草花教室で訪ねた時に撮影しました。[2011年2月5日撮影:第44回草花教室@阿部]

オオシマカンスゲ(大島寒菅、学名:Carex oshimensis Nakai)はカヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草。オオシマカンスゲ株@エコカフェ.JPG伊豆諸島固有種で近縁種はヒメカンスゲ。分布は伊豆諸島で照葉樹林の林床などに自生。草丈は約40p、葉の幅は約5mm、厚く縁はざらつく。密生した株をつくり、花茎を伸ばし、その先端の頂小穂は雄小穂であって褐色で細長い紡錘形、それより下には互いに離れて数個の有柄の雌小穂が出ます。小穂の基部に苞があり鞘部分が赤褐色、雄小穂は鱗片(雄花頴)の隙間から細長い薄黄色の葯3個を突き出し、雌小穂は細長い線形で鱗片(雌花頴)の間隙から柱頭3個を出します。各小穂とも多くの鱗片があり、それぞれたくさんの雄花、雌花が穂状に咲いているのです。花期は4月から5月頃で、風媒花、果実は短毛が疎に覆う果胞の中に入っています。これはイネのもみ殻のようなものです。

伊豆大島の照葉樹林の森は、主に高木層にスダジイタブノキ、亜高木層にヤブツバキ、シロダモ、ヤブニッケイイスノキヒサカキ、低木層にアオキ、イヌビワ、フウトウカズラ、テイカカズラ、ヤブコウジ、草本層にはベニシダ、オオタニワタリ、カンスゲなどが展開しています。ぜひまた行きたいですね!

人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/54781426
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ