高山植物の魅力(39)、アズマシャクナゲ(東石楠花)は5弁花

ビーグル号の航海日誌 2012年03月31日 16:20

080504アズマシャクナゲ.JPGシャクナゲと言えばツツジ属の中で常緑のものの総称とされますが、日本ではヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)を除くホンシャクナゲの仲間(無鱗片シャクナゲ節)に限ってシャクナゲと呼んでいるそうです。少しばかり小難しい話ですね。赤城自然園には多様な種類のシャクナゲが植栽されていますから連休の頃に出掛けてみるのも面白いでしょう。[2008年5月4日撮影:赤城自然園@阿部]

アズマシャクナゲ(東石楠花、学名:Rhododendron metternichii Siebold et Zucc. var. pentamerum Maxim.)はツツジ科ツツジ属の常緑低木。日本固有種。分布は本州の東北地方(宮城県・山形県以南)、関東地方、中部地方南部に及び、亜高山帯の林内や稜線上に自生。樹高は2mから4mほどで、葉は互生、枝先にやや集まり、革質、葉身は12pから18cm、倒披針形か狭長楕円形で全縁、表は葉光沢があり、葉裏に褐色毛が密生。花期は5月から6月頃で、枝先に総状花序をつけ多数の漏斗状の花を咲かせます。花の花冠は径約3.5cmで5深裂、雄蕊は10本は雌蕊より短い。花の色は開花するに従って紅紫色から薄く白色化します。

アズマシャクナゲは関西に分布するホンシャクナゲとともに、花弁が7深裂するツクシシャクナゲの亜種とされています。富士山や中央アルプスなどではハクサンシャクナゲが見られます。これから初夏の頃、登山も楽しみです。


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◎栃木県日光沢温泉から奥鬼怒沼への登山道沿い急傾斜地の林下で見られるアズマシャクナゲ[2012年7月8日撮影:鬼怒沼湿原視察@山崎]120708アズマシャクナゲ@エコカフェ(奥鬼怒).JPG120708アズマシャクナゲ葉@エコカフェ(奥鬼怒).JPG

 花のシーズンは終わっていました。

 2012.9.17追記



◎奥秩父山塊最北部主峰の瑞牆山(標高2230m)の登山道脇で多く見られるアズマシャクナゲ[2012年9月27日撮影:瑞牆山@山崎]120927アズマシャクナゲ@エコカフェ.JPG120927アズマシャクナゲ葉@エコカフェ.JPG

 2013.9.4追記
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