ヒトツバ(一つ葉)は単葉

ビーグル号の航海日誌 2012年03月09日 09:30

ヒトツバ@エコカフェ.JPG三宅島はエコカフェの植林活動のフィールドでもあります。三宅島の豊かな森はたび重なる雄山の噴火により、そのたびに溶岩原野と化し、緑の森を回復するといったことを繰り返してきています。途方もない時間の流れがあり、今があるのですね。昨年秋、三宅島のスダジイの森を散策時に、巨木や崖地に着生するヒトツバを観察しました。[2011年11月26日撮影:第3回エコカフェみんなの森づくり@阿部]

ヒトツバ(一つ葉、学名:Pyrrosia lingua (Thunb.) Farw.) はウラボシ目ウラボシ科ヒトツバ属の着生シダ植物。ヒトツバ葉裏@エコカフェ.JPG分布は東アジアの暖温帯から亜熱帯に広く、日本では本州関東地方以西、四国、九州、南西諸島に及び、海岸や沿岸域の樹幹や岩上に着生または地上を這う。草丈は30pから40pほどで、茎は表面に鱗片がつき硬く針金状で長く匍匐し、所どころから根を出す。茎の途中からまばらに長い葉柄を直立させ、楕円形の単葉をつける。これが名前の由来。葉は硬い革質で表面は細かな星状毛が覆い、胞子葉の裏面には半球状の胞子嚢群が寄添い一面につきます。

今年も三宅島での植林活動は続けます。企画がまとまりましたらご案内しますので、多くの方に参加いただけたらと思います。


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◎三宅島の坪田古道沿いのスダジイの根本に着生するヒトツバ[2012年5月26日撮影:第4回エコカフェみんなの森づくり@山崎]
120526ヒトツバ・ソーラス@エコカフェ.JPG120526ヒトツバ@エコカフェ.JPG

 胞子嚢群(ソーラス)がつく葉のほうが着かない葉よりも細く長い傾向があるそうです。

 2012.5.28追記

◎韋毛湿原の背後にある弓張山山頂を目指す尾根筋登山道わきで見たヒトツバ[2012年10月27日撮影:葦毛湿原視察@阿部]
121027ヒトツバ@エコカフェ.JPG121027ヒトツバ@エコカフェ .JPG
 2015.9.14追記
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