上賀茂試験地の思い出

ビーグル号の航海日誌 2012年03月06日 07:44

竹の標本@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの神賀茂試験地には世界中からマツ属やタケ・ササ類がコレクションされています。資料館には世界各地の竹をはじめ数十メートルにも成長した竹の根の標本も展示されています。エコカフェでは何度かフィールド学習をさせていただいています。[2011年12月18日撮影:第6回エコの寺子屋@山崎]

上賀茂試験地にササ・タケ類のコレクションがあるのは、昭和24年(1949年)に演習林の初代専任教授の上田孝一郎氏がタケ類の資源としての重要性に着目してタケの生理生態学的特徴や繁殖、育成に関する研究を進めたのが始まりと聞く。本吉郡の竹の標本@エコカフェ.JPG何と、資料館には、「宮城県本吉郡戸倉村字上沢村佐々木晟氏所蔵」と墨で書かれた孟宗竹も保存・展示されていました。旧戸倉村と言えば、昭和の合併で志津川町に、平成の合併で南三陸町となっています。南三陸町はエコカフェの活動フィールドのひとつでもあります。点が線につながる不思議な気持ちになりました。

さて、タケの有用性は今日でも健在、否ますます高まっています。お隣の中国では竹林が多くタケからパルプ・紙を生産しています。また、河川の浄化などのために竹炭が使われたり、もちろん笊や籠、釣竿、箸などの実用品・工芸品からや建築材としても古くから利用されています。近年ではタケからバイオエタノールを精製する研究が進んでいます。資源としての利用範囲は極めて広く環境にも優しいと考えられるところがよいですね。

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