高山植物の魅力(38)/クロマメノキ(黒豆の木)

ビーグル号の航海日誌 2012年02月27日 00:24

080711クロマメノキ@立山雷鳥エコツアー .jpg立山連峰はまだまだ深い雪に覆われています。雪の下ではただただじーっと雪解けを待って冬眠している高山植物たちがいます。このブログでも気ままに取り上げてきましたが、クロマメノキを紹介しましょう。[2008年7月11日撮影:立山新室堂乗越付近@阿部]

クロマメノキ(黒豆の木、学名:Vaccinium uliginosum L.)はツツジ科スノキ属の落葉低木。分布は北半球の寒冷地に広く及び、日本では北海道から中部地方以北の亜高山帯から高山帯の岩礫地や砂礫地、湿地などに自生。樹高は30pから80cmほどで、よく分枝し、樹皮は濃茶色。葉は互生し葉身は2pから4pほどで、倒卵形で先は丸く先端に突起、無毛で全縁。秋には紅葉し落葉します。花期は6、7月頃で新枝の上部の複数の葉腋から花柄を下垂し1個の花を咲かせます。花は白色にやや広鐘形、花冠の長さは5mmから7mm、浅く5裂しやや外へ反り、萼片は浅い三角形に縁どります。果実は径1p弱の球形の液果で、9月頃に黒紫色に熟します。

ツツジ科の高山植物は多くクロウスゴのほかコケモモツガザクラ、シラタマノキ、アカモノ、ミネズオウなどが知られています。北半球の広域種のものと日本固有種のもの、しかも国内で山体毎に隔離分布することから氷河期の生き残りであると考えられます。


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タグ:広域種
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