タマシダ(玉羊歯)

ビーグル号の航海日誌 2012年02月09日 01:56

100910タマシダ@乳房山.JPG小笠原諸島ではタマシダは海岸近くから山地の日当たりのよい場所で普通に見られます。母島の乳房山に登った時も開けた日当たりのよい場所や登山道わけで自生していました。屋久島でも見ましたね。[2010年9月10日撮影:母島乳房山@山崎]

タマシダ(玉羊歯、学名:Nephrolepis cordifolia (L.) Presl)はツルシダ科タマシダ属の常緑シダ。分布は東南アジア、インド、ポリネシアなど世界の熱帯・亜熱帯地域に広く及び、国内では本州伊豆半島以南から南西諸島、小笠原諸島で日当たりのよい乾燥した地面や樹上に自生。草丈は50pから100cmほど、根茎は短く麟片と毛が密生、葉はやや立ち上がり、1回羽状複葉で、数十対の側羽片をつける。側羽片は柄がなく、長さ約3p、片縁に浅い鋸歯があり、基部下方が耳型。ヤンバルタマシダのように基部の側羽片は小さくならず、側羽片の先端は鎌形にはならないのが特徴です。胞子嚢群(ソーラス)は側羽片の片縁近くにつくそうです。

タマシダはヤンバルタマシダと同じように細い伏状枝(匍匐枝)を伸ばし、そこから発芽するそうです。名前の由来は根に玉のような塊茎(貯水器官)をもつことにあるといいます。なるほど、このシダが乾燥に強いのもうなずけます。

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◎小笠原諸島父島の北袋沢から衝立山に登る途中の登山道脇でみたタマシダ[2007年7月14日撮影:森も海も不思議いっぱい!小笠原エコツアー 〜海洋島の生態系の神秘を知る〜@松崎哲哉]070714タマシダ@エコカフェ.JPG

 2013.2.12追記






◎奄美大島の金作原原生林のやや感想がちな林床で見たタマシダ[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]130411タマシダ@エコカフェ奄美大島エコツアー_339_s.jpg130411タマシダ@エコカフェ奄美大島エコツアー_180_s.jpg

 2013.5.12追記





◎父島北袋沢から西海岸へのルート脇の日当たりのよい林縁や崖地などに群生するタマシダ[2014年4月28日:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]
140428タマシダ@エコカフェ.JPG140428タマシダ群落@エコカフェ.JPG
 2014.5.6追記






◎沖縄本島北部の大石林山(標高240m)など山中のよく見かけるタマシダ[2015年6月27日撮影:沖縄本島中北部視察@阿部]
150627タマシダ@エコカフェ (2).JPG150627タマシダ@エコカフェ.JPG
 2015.8.23追記

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