ヤンバルタマシダ(山原玉羊歯)

ビーグル号の航海日誌 2012年02月08日 00:35

ヤンバルタマシダ@エコカフェ.JPG小笠原父島の森に入ると気がつくのだが頭上に伸びるマルハチなどの木性シダ類と足元に生い茂る60種超のシダ類が独特の雰囲気をつくっている。ヤンバルタマシダはよく見かけるそれらのひとつである。[2012年1月2日撮影:小笠原亜熱帯農業センター@山崎]

ヤンバルタマシダ(山原玉羊歯、学名:Nephrolepis hirsutula (Forst) Pr.)はツルシダ科タマシダ属の地上性の常緑シダ。分布は東南アジア、南アジア、日本では琉球列島、小笠原諸島に及び、平地から山地までの日当たりのよい乾燥した場所に自生。
草丈は70cmから100pほど、根茎は栗色の麟片と毛が密生し直立。葉柄と葉裏には黒褐色で淡褐色の毛が生え、葉身は約50pで1回羽状複葉、側羽片は約60対、長さ約5cmでやや鎌形で先端が鋭く基部下方が耳型、葉縁に鋸歯を伴う。下部の側羽片は極端に短くなる。胞子嚢群(ソーラス)は径約1mmの円形で片縁近くにつきます。

一般に、私たちが目にするシダは胞子体といって、これが無性生殖により胞子をつくり、胞子が発芽して前葉体となり、前葉体が精子と卵細胞をつくり、有性生殖により受精卵をつくり、受精卵が成長して私たちが目にするシダ(胞子体)となります。ヤンバルタマシダは、さらに伏状枝から芽を出して増えることができるそうです。なかなかの戦略です。

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◎乳房山林内の日当たりのよい場所でヤンバルタマシダを[2010年9月10日撮影:乳房山林内@山崎]
100910ヤンバルタマシダ(乳房山)@エコカフェ.JPG
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