リュウキュウマツ(琉球松)

ビーグル号の航海日誌 2012年01月23日 09:09

100812リュウキュウマツ@浦内川.JPG日本人は松が好きですよね。「松竹梅」、門松とお目出度い。松島、高松、松江と地名にも登場。
不老長寿の象徴、能舞台の背景にも必ず描かれ、能・狂言・歌舞伎の演目にも登場するほどです和歌にも登場。昔は城内に植えて非常食にした。腐りにくく建築材に向いている。少し前まで電車の枕木や建築杭にも使われていた。
そんな松といえば、日本では一般にはクロマツ、アカマツ、山ガール・山ボーイならハイマツ、盆栽好きなじいさんならゴヨウマツとくる。だが、沖縄の人に聞くとリュウキュウマツと答えがくる。マツの仲間は北半球に特有な植物でもある。沖縄では戦争とマツノザイセンチュウでずいぶん減ったらしいが、リュウキュウマツ、西表島では勢いがあるようだ。[2010年8月撮影:西表島浦内川@山崎]

リュウキュウマツ(琉球松、学名:Pinus luchuensis Mayr)はマツ科マツ属の針葉樹で常緑高木。裸子植物。日本固有種。IUCN Red Listで経度懸念分布は南西諸島(トカラ列島以南)で海岸近くに自生。樹高は約25m、樹皮は灰黒色で規則的に縦裂模様が入り、樹冠は緩く傘型に広がる。根には根粒菌を共生、荒れ地に強いパイオニア的な植物でもあります。葉は長さ10pから20pで線形、2本が束生、各断面は半円形。断面をあわせると円形になる。京大の柴田先生に聞いたのですが、5本束生のゴヨウマツも全部あわせると円形、不思議でしょう!
花期は3月から4月頃で雄花と雌花を咲かせます。果実は球果で長径約6pの卵形、翌年秋に熟す。種子は翼があり典型的な風散布。昆虫が登場する前の古い形態を維持しているということです

リュウキュウマツは小笠原では外来種として嫌われている。小笠原固有の植生に大きな影響を与えるというのが理由である。かつて人の手により持ち込まれたもので、確かに父島でも母島でも大きな木を目にすることができるが、最近ではマツノザイセンチュウの影響で樹勢が衰え、皮肉にも立ち枯れているものも目に付きます。

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◎奄美大島の名瀬港を眺望することができる大熊展望台の境界林を構成するリュウキュウマツ[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]130411リュウキュウマツ@エコカフェ奄美大島エコツアー_413s.jpg

 2013.8.17追記





◎八重山群島黒島の仲本海岸近くでみたリュウキュウマツ[2014年3月14日撮影:黒島@山崎]
140314仲本海岸@エコカフェ.JPG140314リュウキュウマツ@エコカフェ.JPG
 2014.4.6追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
琉球松は沖縄県の木ですよ!
Posted by ヤエヤマヒルギ at 2012年01月23日 09:14
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