ハツバキ(葉椿)

⇒エコツアー 2012年01月14日 12:16

ハツバキ@エコカフェ.JPG父島長崎展望台から釣浜方面へ兄島瀬戸を見下ろしながら遊歩道がのびています。やせた尾根筋のようなところもあり少しばかりスリルがあるのですが、途中の海側の乾性低木林内にハツバキが果実を実らせていました。強い潮風が断崖下から吹きあげ抜けていきます。[2012年1月1日撮影:釣浜遊歩道@吉岡・山崎]

ハツバキ(葉椿、学名: Drypetes integerrima (Koidz.))はトウダイグサ科ツゲモドキ属の常緑小高木。東南アジア系、小笠原固有種絶滅危惧U類(VU)。雌雄異株。分布は小笠原諸島の父島列島と母島列島で、山頂や尾根沿いなどの風衝地に自生。
ハツバキ果実@エコカフェ.JPG樹高は2mから5mで、樹皮は灰褐色、葉は互生し、革質、楕円形で全縁、葉身は5から12cm、主脈以外の葉脈は余り目立たない。椿の葉に似ていることが名前の由来だそうです。
花期は5月から6月頃で葉腋から花柄を伸ばし、複数の小花を咲かせます。小花の子房は大きく、柱頭は2裂。雄花は雄蕊のみで、葉腋から同様に花柄を伸ばし、雌花より多くの小花を咲かせます。果実は核果、楕円球で長径約5cm、12月から翌年4月頃に黄色から褐色に熟すが、堅く不味いそうです。

近縁種は南西諸島、台湾に分布するツゲモドキだそうです。乾性低木林の樹木はどれも耐潮性があり、強烈な日差しと乾燥に対応して、葉っぱが小さく、厚く、表面のクチクラ層が発達し光沢があり、やや斜上しているのが特徴です。花や果実、樹肌や枝振りなどを比較しないと単純に葉の形だけではなかなか見分けるのが難しいように思えます。


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◎小石川植物園温室で保護栽培されているハツバキ[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎]120504ムニンハツバキ2@エコカフェ.JPG120504ムニンハツバキ新芽@エコカフェ.JPG

 ムニンハツバキ(無人葉椿)と案内されています。

 2012.10.8追記
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