ムニンヤツデ(無人八手)

⇒エコツアー 2012年01月14日 11:40

ムニンヤツデ@エコカフェ.JPG父島旭山中腹の登山道脇林内にひょろりとのっぽなムニンヤツデの木を確認しました。乾燥が苦手らしく父島ではあまり見かけることはないようだ。昨年9月、小笠原エコツアーで母島堺ヶ岳へ登山した時にも観察しましたが、母島では雲霧帯のコブガシ林内などで比較的見る機会に恵まれます。[2012年1月1日撮影:旭山@吉岡、2011年9月19日撮影:堺ヶ岳@山崎]

ムニンヤツデ(無人八手、学名: Fatsia oligocasrpella (Nakai) Koidz.)はウコギ科ヤツデ属の常緑小高木。小笠原固有種絶滅危惧U類(VU)。分布は小笠原諸島、湿った林内に自生。樹高は約7m、葉は枝先に5から7裂した掌状葉が輪生。
ムニンヤツデ@エコカフェ.JPG花期は11月頃で枝先に円錐花序を伸ばし、たくさんのボンボリ状の小花序に多数の白色の小花を咲かせます。小花は両性花だが雄性先熟といって雄花から雌花に転換します。ムニンヤツデもヤツデと同じ性表現であり、自家受粉を避けるための戦略をとっているのです。果実は球形で黒く熟します。

ヤツデと比べ、樹高が高いほか、葉の裂片の幅が広く、切れ込みが浅く、葉先が丸く、葉縁に鋸歯がありません

関連記事(改めてヤツデの凄い戦略を)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎夢の島熱帯植物館Cドームで観察できるムニンヤツデ[2012年2月12日撮影:第49回草花教室@山崎]
ムニンヤツデ葉@エコカフェ.JPGムニンヤツデ新芽@エコカフェ.JPG








◎小笠原諸島母島の堺ヶ岳(標高443.5m)下山途中で見たムニンヤツデ[2011年9月18日撮影:祝世界自然遺産登録・エコカフェ小笠原諸島ツアー@十川雅彦]110918ムニンヤツデ@エコカフェ.JPG

 2012.10.8追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/53090230
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ