イヌマキ(犬槙)は速攻で

⇒エコツアー 2012年01月14日 04:42

IMGP1277.JPG父島の夜明道路に面した森縁に大きなイヌマキの大木があります。おそらく人の手で植えられたものでしょう。名前の由来は杉の古名であるマキよりも成長が遅いため、劣るとして「イヌ」を付いたようです。植物の名には、よく「イヌ〇〇」とあります。[2012年1月1日撮影:夜明道路@山崎]

イヌマキ(犬槙、学名: Podocarpus macrophyllus (Thunb.) Sweet)はマツ目マキ科マキ属の常緑針葉高木。雌雄異株分布は本州関東地方南部以西、四国、九州、南西諸島、台湾、中国に及び、暖地の常緑広葉樹林中に自生。耐潮性があり乾燥にも強い
樹高は20m超、樹皮は灰白色で縦に薄く剥がれ、葉は日光をよく受けるためらせん状につき、革質で表は深緑色、裏は灰緑色、中脈が目立ち全縁。葉身は7から15cmで幅は7から10mm、偏平な線状披針形で先が尖る。
イヌマキ@夜明道路脇.JPG花期は5月頃で、前年枝に円柱状の花穂を5、6個束生し薄黄色のたくさんの雄蕊をつける。雌花は径約5mm、前年枝葉腋から伸びた花柄の先に緑色の花床と鱗片・胚からなる。果実は種子の下に丸く膨らんだ花托が団子状に乗り、10月頃に熟す。種子は球形で径約1cm、毒を含み緑色で表面に白粉が覆い、花托は赤紫色で弾力があり甘くて美味しい。この部分を鳥などが好んで食べるときに種子が散布されるようです。

種子は胎生種子であり、ヒルギの仲間と同じように樹上についているときから発芽を開始するそうです。地上に落下したらいち早く芽を伸ばすことができ、これも生き残り戦略のひとつですね

関連記事(寄生植物、ナンバンギセル(南蛮煙管))⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎小石川植物園で見たイヌマキ[2012年9月22日撮影:小石川植物園@山崎]イヌマキ樹肌@エコカフェ.JPGイヌマキ@エコカフェ.JPG

 2012.9.22追記






◎奄美大島金作原の亜熱帯照葉樹林の深い森で見たイヌマキ[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]130411イヌマキ@エコカフェ奄美大島エコツアー_280s.jpg130411イヌマキ葉@エコカフェ奄美大島エコツアー_279s.jpg

 2013.8.15追記





◎対馬厳原町地区の豆酘龍良山林木遺伝資源保存林内に点々と自生するイヌマキ[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]
141108イヌマキ樹幹@エコカフェ.JPG141108イヌマキ@エコカフェ.JPG
 幼樹や樹齢の若い個体もしばしばみられました。

 2014.11.24追記

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/53085494
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ