コバノアカテツ(小葉之赤鉄)

ビーグル号の航海日誌 2011年12月29日 18:13

080101コバノアカテツ葉@エコカフェ.jpgこの季節、小笠原諸島父島の乾性低木林ではムニンシャシャンボシマシャリンバイシマイスノキの花が咲いています。また、コバノアカテツは赤茶けた錆色の葉が目立ち、独特の景観を与えています。[2007年12月31日撮影:初寝浦高台ベンチ付近@山崎]

コバノアカテツ(小葉之赤鉄、学名:Planchonella obovata (R. Br.) Pierre var. dubia (Koidz. ex Nakai) Hatusima. )はアカテツ科アカテツ属の常緑の低木。絶滅危惧U類(VU)分布は小笠原諸島父島、兄島、弟島、母島、向島、姪島、大東島で乾燥した岩石地や尾根筋などに自生。樹高は約3m、風衝帯では1m前後、幹は直立し上部で多数枝分かれし、葉は分厚く革質で狭長楕円形、葉身は5cm以下、葉裏と新葉には茶色の毛が密生。新芽は6月から7月頃に萌えます。
花期は6月から7月頃で、葉腋や葉痕腋に小さな白色の花を束生。雌雄異株で雄花は径約6mmで花弁があり、雌花は径約3mmで花弁を欠く。果実は11月頃に黒っぽく熟す。

コバノアカテツは亜熱帯地域に広く分布する高木のアカテツ(学名:Planchonella obovata (R.Br.) Pierre)が乾燥に適応して矮小化した変種。アカテツは小笠原父島や母島にも自生し、土壌条件の良い場所では10mを超える高さを誇っています。


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◎小笠原父島の長崎展望台の左手に自生する鉄錆色の新葉をつけるコバノアカテツ[2006年7月22日撮影:長崎展望台@山崎]060722コバノアカテツ@エコカフェ.jpg060722シマイスノキ−コバノアカテツ群集@エコカフェ.jpg

 長崎展望台の左側傾斜地には貴重なシマイスノキ−コバノアカテツ群集型の乾性低木林が広がっています。

 2013.1.4追記
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