シマカナメモチ(島要黐)

ビーグル号の航海日誌 2011年12月29日 15:53

シマカナメモチ果実@エコカフェ.JPGこの季節、小笠原諸島父島の乾性低木林が広がる山稜などではムニンシャシャンボシマシャリンバイオガサワラグミの白色の花のほか、シマカナメモチの赤い果実を見ることができます。[2010年1月2日撮影:傘山山頂付近@山崎]

シマカナメモチ(島要黐、学名:Photinia wrightiana Maxim.)はバラ科カナメモチ属の常緑低木。絶滅危惧U類(VU)分布は小笠原諸島父島、琉球列島の山地のやや乾燥した尾根筋などに自生。樹高は約3m、風衝帯では1m前後、株状で葉は枝先に集まって互生し、葉柄が長く皮質で長楕円形、鈍頭で葉縁に鋸歯がつく。
花期は5月から6月頃で、枝先に散房花序がつき小花がたくさん咲く。小花は白色で5弁、雄蕊20本、雌蕊2、3本。良い芳香がします。果実は液果で径約5mm、11月から12月頃に赤く熟す。

カナメモチの仲間のカナメモチ、オオカナメモチ、シマカナメモチを紹介したが、分布の北限がそれぞれ東海地方、岡山・愛媛、徳島以南と異なるのが面白いですね。


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◎小笠原父島の旭山山頂近くで見たシマカナメモチの蕾と花[2010年5月8日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@阿部]
シマカナメモチ蕾@エコカフェ.JPGシマカナメモチ花@エコカフェ.JPG

 2012.7.1追記





◎旭山南峰に続く尾根筋の乾性低木林を構成するシマカナメモチの未熟果実[2012年1月1日:お正月の旅小笠原2011年度@山崎]
120101シマカナメモチ未熟果実@エコカフェ(旭山).JPG

 2012.12.10追記





◎奄美大島の最高峰である湯湾岳(694.4m)へ向かう車道脇の空地でみた満開のシマカナメモチ[2013年4月13日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]
130411シマカナメモチ@エコカフェ奄美大島エコツアー_468s.jpg130411シマカナメモチ花@エコカフェ奄美大島エコツアー_469s.jpg

 近くには見当たらずこれ1本だけだったので人の手により植栽されたものかもしれません。小笠原ではこんなに満開のものは見たことはありません。

 2013.8.18追記

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