ムニンシャシャンボ(無人小小ん坊)

ビーグル号の航海日誌 2011年12月26日 00:41

ムニンシャシャンボ@エコカフェ.JPGこの季節に小笠原父島を訪島すると見られる花です。「お正月の旅小笠原」の参加者の皆様にもぜひ見ていただきたいですね。なんと高山植物として知られるコケモモの仲間であるそうです。

ムニンシャシャンボ(無人小小ん坊、学名:Vaccinium boninense Nakai)はツツジ科スノキ属の常緑低木。小笠原固有種、ポリネシア系。環境省レッドリスト[2007)で「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録。分布は小笠原諸島の父島、兄島の一部で、日当たりのよい乾燥した土壌の浅い山頂や斜面に自生。乾性低木林を構成する樹種です。
ムニンシャシャンボ花@エコカフェ.JPG樹高は1mから2mほどで、葉は互生し、葉柄は短く楕円から長楕円形、葉縁は全縁。葉裏面の主脈上に短毛がつきます。本州で見られる「シャシャンボ」より葉も実も小さいそうです。
花期は12月から翌4月頃で、枝式に総状花序をつけ、先端が小さな5裂状で鐘状の多くの白色の花を咲かせます。果実は液果で、10月から11月頃に青緑色から暗い紫色に熟す。果実は結実することは少なく、仮にしてもあまり甘くはないようです。

コバノアカテツーシマイスノキ群落の乾性低木林内には、シマシャリンバイのほかアデク、ハウチワノキなどが混生しています。父島の三日月山、中央山、旭山などの植生を観察してみましょう。

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◎小笠原父島の旭山山頂近くで見たムニンシャシャンボの花[2010年5月8日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@阿部]ムニンシャシャンボ@エコカフェ.JPG100508ムニンシャシャンボA@旭山.JPG

 2012.7.1追記






◎小石川植物園の温室でみられるムニンシャシャンボの花[2013年1月27日撮影:小石川植物園@山崎]130127ムニンシャシャンボ@エコカフェ.JPG

 小笠原の乾性低木林内で見るよりも元気がありませんね。

 2013.2.16追記
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