サワシバ(沢柴)と柴刈り

ビーグル号の航海日誌 2011年11月30日 08:01

110723サワシバ@エコカフェ.JPGおとぎ話桃太郎に「婆さんは川に洗濯に、お爺さんは山に柴刈りに、お婆さんは川に洗濯に行きました。」とのくだりがあります。桃太郎伝説は日本各地にあり、その内容も多様で定まっていないようだ。今日のような内容になったのは明治20年に国定教科書に採用されてからという。なるほど。
ところで、「柴刈り」の「「柴」とは小枝のことです。昔は竈や風呂を沸かすための燃料としたものです。この「柴」がつく植物に「サワシバ(沢柴)」があります。エコカフェでも芦生の森(京都府)や21世紀の森と広場(千葉県)、片品川上流河畔(群馬県)などで観察しました。昔は人びとが「柴」として利用したのでしょうね。[上、2011年7月23日撮影:芦生の森@山崎][下、2011年10月29日撮影:片品川上流河畔@山崎]

サワシバ果実@エコカフェ.JPGサワシバ(沢柴、学名: Carpinus cordata Blume)はカバノキ科クマシデ属の落葉亜高木。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に及び、山地の谷筋など水分の多い肥沃な場所に自生。
樹高は10mから15mほどで樹皮は灰褐色、不規則に浅い裂け目ができる。葉は互生し、葉身は7cmから13cmほど、卵状楕円形で先が尖り、葉縁に細かな重鋸歯がある。特徴として基部は深い心形となり、他のシデの仲間との区別できる。葉は秋に黄葉します。
花期は4月から5月頃、雌雄異花、本年枝の先から雌花序、前年枝から雄花序が木一面に垂下がる。色はどちらも黄緑色。種子は堅果で、約5mmの楕円形、果苞の基部に抱かれる。果苞が穂状となったものを花穂といい、シデの仲間では最長10cmと最も長いという。

サワシバは別名にサワシデといい、クマシデアカシデイヌシデなど仲間が知られています。京都大学フィールド科学教育研究センターの長谷川尚史先生に「芦生公開講座」でサワシバとクマシデの違いを教えていただきましたので別の機会に紹介できればと思います。

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