アオノクマタケラン(青野熊竹蘭)

⇒森林づくり+α 2011年11月29日 12:07

アオノクマタケラン@エコカフェ.JPG三宅島雄山の標高の低い火山性ガスの影響の少ない山腹はスダジイやタブノキ、ヤブバキなどの照葉樹林の森がよく残っています。
三宅島でもエコカフェの活動を担当してくださっている蒲キ職人の村上さんに坪田林道から入った山道を案内していたがきました。そこはスギなどの二次林も一部に展開していましたが、原生的な照葉樹林の森が広がっていました。その林床や林縁で果実をつけたアオノクマタケランをよく見かけました。
植林活動をサポートしてくださった森林組合の方から、最近、カラスとヒヨドリが増えて悪さをするので困っていると聞きましたが、ヒヨドリはこの果実が好物です。そのためアオノクマタケランの分布も島内で広がっているようです。

アオノクマタケラン(青野熊竹蘭、学名:Alpinia intermedia Gagnep.)はショウガ科ハナミョウガ属の常緑性多年草。分布は、伊豆七島、紀伊半島、四国、九州、南西諸島、台湾から中国南東部で海岸に近い低地や山地の林床などに自生。
草丈は約1mで、偽茎といって互生する葉の基部が重なり合った葉鞘が直立。葉は無毛。花期は4月から6月頃で、偽茎の先に約20pの真っ直ぐに伸びた花序をつけ、白色で薄紅色が混ざる清楚な花をたくさん咲かせる。長さ2p弱の唇弁は3裂、中央裂片はさらに2裂、雄蕊6本のうち1本は長く先に葯をもち、花柱も長く突き出ている。果実は刮ハで秋に赤く熟す。

名前の由来は、九州南部から南西諸島にかけて分布するクマタケラン(熊竹蘭)に似て青みが強いことからという。小笠原父島・母島にはシマクマタケランという固有亜種が自生していましたね。

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◎三宅島スダジイの森の林下にアオノクマタケランの赤い果実[2011年11月26日撮影:第3回エコカフェみんなの森づくり@山崎]
111126アオノクマタケラン@エコカフェ.JPG








◎三宅島の森で雨に打たれるアオノクマタケランの赤い果実[2010年11月28日撮影:第2回エコカフェみんなの森づくり@山崎]アオノクマタケランの赤い実.JPG


 2012.3.31追記
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