秋の七草のひとつススキ(尾花)

ビーグル号の航海日誌 2011年11月03日 23:55

IMGP0312.JPG早苗蓼の咲いていた公園の斜面にわずかにススキが群落をつくっており、未だに枯穂が残っています。
ススキは「尾花(おばな)」といって秋の七草のひとつに数えられています。また「茅」とも呼ばれるように、昔は日本各地で茅葺屋根の材料として使われていました。エコカフェでもよく訪ねる京都美山町の「かやぶきの里」の風景は美しいですよ。[2011年10月20日撮影:渋谷区内某公園@山崎]

ススキ(芒、薄、学名:Miscanthus sinensis Anderss.)はイネ科ススキ属の多年草。分布は日本全土、朝鮮半島や中国に及び、日当たりのよい山野に自生。IMGP0311.JPG草丈は1mから2mほどで地下茎が発達し、多くの花茎を伸ばし、根出葉のほか稈からの多数の葉をつける。葉は幅が細く、中央脈が白く、縁には堅くて鋭い鉤状の刺歯があり、葉裏には微毛がわずかに生え、葉基部や葉鞘、節には軟毛が生えるという。地上部は冬枯れするが、宮古島でも見たが沖縄などでは常緑であって草丈も約5mにもなる。
花期は8月から10月頃で、茎先に十数本の長い花穂をつける。花穂は赤っぽいが種子(穎果(えいか))に白い毛が生えるため、全体としては白っぽく見えよう。陽光を浴びると銀色に輝いて見え美しいですよね。

ススキは分布が広いため、地域的な変異も大きいそうです。特に、海岸タイプのものとしてハチジョウススキが知られています。小笠原諸島にも固有種のオガサワラススキがあり、海岸から山頂まで自生しています。三宅島での植林活動でも学びましたが、ススキの仲間は根に菌根菌を共生させ、溶岩原などの荒れ地に先駆的に侵入してくるのが面白いですね。

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◎山梨県大月市の桂川と葛野川の合流地点の西側にある岩殿山(標高634m)の登山道脇でみたススキ[2007年9月24日撮影:岩殿山@阿部]070924ススキ穂@エコカフェ(岩殿山).jpg070924ススキ@エコカフェ(岩殿山).jpg

 2013.8.12追記
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