ワレモコウに赤とんぼが

ビーグル号の航海日誌 2011年09月25日 18:03

ナツアカネとワレモコウ@エコカフェ.JPGこの週末は台風が去り北から上空に乾いた冷たい空気が流れ込んできてすっかり秋めいたような気がしますね。日中の気温は30℃以下、朝夕もひんやりして過ごしやすくなります。
こうなると夏の間、標高の高い高原や高山地帯で過ごしていたアキアカネが一斉に大群になって繁殖のために里や平地に下りてきます。すると丘陵地や平地でそれまで生活しているナツアカネと区別が難しくなりますよね。
9月11日に予備的調査のために赤城自然園を訪ねた時に、秋を代表する花、ワレモコウの花の先端で休んでいる赤とんぼを見つけました。気温が30℃を超えるほどもありましたので、ナツアカネではないかと思います。[2011年9月11日撮影:赤城自然園@阿部]

マレモコウ(吾亦紅、学名:Sanguisorba officinalis L.)はバラ科ワレモコウ属の多年草。分布は北海道から九州、中国、シベリアからヨーロッパに及び、平地や山地の草原などに自生。草丈は約1mにもなり、地下の太い根茎から長いい柄のある根生葉をだす。根生葉奇数羽状複葉で小葉5枚から11枚をつけ、各小葉は細長い楕円形で葉縁に粗い鋸歯を伴う。茎葉は互生し、奇数羽状複葉で小さい葉の枚数は上部ほど少ない。花期は8月から10月頃、長く伸びた花茎の先端にぼんぼりを縦長にしたような穂状花序をつけ、たくさんの小花が密集させる。小花には、花弁はなく暗紅色の萼片4枚と雄蕊4本、雌蕊1本からなるそうです。根茎にはサポニンタンニンを多く含み、乾燥して生薬といして止血、火傷、湿疹などの治療に利用されてきたそうです。

ワレモコウはその暗紅色の花の色合いが褪せず侘びた感じで、古くから人びとから愛され、ススキキキョウなどとともに活花としても好まれますね。名前の由来も平安時代に額にかぶった帽額(もこう)にあり、古くは「割れ木爪(帽額)」という漢字があてられていたそうです。

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◎入笠山の北東山麓にある入笠湿原(標高11734m)に入る斜面地中部に群生するワレモコウ[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]
140913ワレモコウ花@エコカフェ.JPG140913ワレモコウ群落@エコカフェ.JPG
 2014.9.20追記
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